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夏休み最終日

今年の夏は雨が長く、夏休みの子供たちも部屋で過ごすことが多かった。
晴れ間を見ては、外で遊ぶようにしていたが絶対数雨で邪魔され続けていた。
島の小さな海水浴場もコロナの影響もあり、出かけることもほとんどなく、例年だと夕方客が帰った後の海水浴場貸し切りで遊ぶのが日課だったので、去年も今年も全く海に出掛けてなかった。

今年はレスキューで使っていた、ジェットボードや水上バイクを島でメンテナンスしやすいように旧型にしようと動き出した。最新は電子制御で何かしらあれば修理はお手上げで、不具合にも島なのでメーカーも保証中でありながらもくる事を拒むし、売りつけて終わりを感じた会社なので今後は付き合わない事を心に決めた(笑)今後マリンレジャー用にと水上バイクも数艇とクルーザー購入も予定にしているが、一切発注はしない(笑)後の祭りw

じゃぁ今後どうするのかというと、マリンレジャー仲間からの紹介で福岡の業者さんと知り合えた。メンテナンスも修理も島まできて見ていってくれたが、最新型だけは都市部に持っていかないとわからないとなったので処分することにし、新たに2艇の水上バイクを2021年に購入。
旧式の整備のしやすい個体をこれからも増やしたいと思う。
島暮らしの基本である、修理して大切に長く使う時代逆行が一番快適なんだよね、都市部なら最新式でいいんでしょうけどねw

その方は今年に何度も島まで来てくれて、持ち出しも車両持ち込みでスピーディーに行い全て無償でいいとw
なぜなら遊びながら島でゆっくりしてからの作業になり、食事や宿はゲストハウス提供なのでバーターで結構と笑顔で「お金要らない」価値基準が似たもの同士が出会う訳ですw

そんな新しい水上バイク1艇が先日届いたので、海で調整をしながら慣れるように訓練をしていた。それを聞いた小学1年の息子が「夏休み最後に水上バイク乗りたい」と訴えて来た。

自ら興味を持って(作為的に親の計画だがw)訴えて来たことはいい事と褒めてあげて、夏休み最終日に載せてあげると約束。

当日は朝からウキウキだったようで、夏休みの宿題にプラスして水上バイク日記を書くらしい。
そして約束の昨日、島の周りや軍艦島まで1時間あまり水上バイク親子で楽しんできました。
何キロ出るのか聞いて来たので、百キロは出るけど?
出してみようかと尋ねると拒否されたw

いちおう海の上で60キロは経験させてみたが、必死にしがみつく顔が笑えたが「海だし何かあったら大変だから、もうスピード下げて」と言われ、40キロ走行で納得してもらえた。通常20キロでも初心者は怖さを感じたりするのだが、我が息子そこそこチャレンジ精神はある事を知った。

ハンドルと私の間に挟むように乗せていたので、会話もできる様に時折海から眺める景色はどうかなど自然環境の会話を楽しんだ。

海の上にはゴミが流れてるだろ?
海から島までいつもよりも離れて見えるだろ?
遠くから見える青の海の色は、近くでは水の色だな?
こんなにも透明で綺麗って知ってたか?
飛魚が飛んだの見たか?・・・・

島に戻ってから、水上バイクの引き上げやトレーラー牽引作業、水洗い。
使ったライフジャケットの清掃など楽しむためにやらなければいけない事を教え、一緒に作業をしてもらった。
道具には「ありがとう」と感謝を言いながら洗うようにする事を教えてあげた。食べ物も誰かが作って、母親が料理を作ってくれる。
道具も知らない誰かが一生懸命作ったものだから感謝しなきゃいけないぞと。

最後は水上バイクに手を当てて「ありがとう、また乗せてくださいね」と息子は言った。

今日は天気がいいので水上バイクを乾燥させています。

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