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私の中でのリハビリ。今大事なのは生きるということ。

蒼です。
3月12日は20年前に脳幹梗塞でなくなった父の命日でした。初発が30年前でしたので、私と「脳梗塞」という病の付き合いは長くなってるんだなあ、と改めて。

年末あたりから、コロナ禍で極端に機能のベースラインが落ちた左半身をなんとかしようとしていた私ですが、このnoteを書く直前一か月は全く自主トレをしていませんでした。

やる気もりもりで再開した私にいったいなにがあったんでしょうか?


始まりはリハビリ中に聞いたなんでもないような一言。
「もっと自主トレの時間とれないですか?」
周囲の人からしたら、割となんでもなさそうに聞こえるでしょ?
私のことを想ってくださっておっしゃったこの言葉に、私はものすごく悩んでしまったのです。

なぜなら・・・。
今、私にはまとまった時間を確保する余裕がないから。

6:30に起きて、残業なしで帰宅できる時間は最速で18:30。最近は帰宅時間が21:00近くになることもザラにあります。車通勤なのでしっかり睡眠時間は確保したいと考えていて、23~24時までにはベッドイン。

土曜日は通院(比較的近所)とリハビリ(往復120キロ)に費やし、日曜日は作り置きの料理作ったり、家のことしたりであっという間の一週間。

蒼の日常生活の一部より抜粋

そういった状況なのも最初にお話しした方は理解してくださっていて、通勤往復に電気刺激、トイレの中でも手を使う機会を習慣化する、といった工夫で少しでも機能が上がるように努めていました。

先述の私が悩んでしまった言葉には、おそらく続きがあるんですよね。
「もっと自主トレの時間とれないですか?そしたらもっと良くなるのに」
これは私のことを考えて発せられた言葉なので重々承知。
もっと自宅での練習時間を増やせばよくなるのは、いったん上がった機能が落ちている私が一番身をもって体感していること。
だからこそ、私は悩んでしまったんです。

悩んだ私は、ジグソーパズルのように自分の生活時間を組み替えて、空けられる時間を生み出そうとしてみましたが、無理で。
最終的に「寝る時間を遅くして、自主トレの時間をとるか・・・」という結論しか導き出せませんでした。

いやいや、待て待て!もう一回ここで優先順位を考えてみよう。

1)あと最低4年間は生きる(再発しない)
2)ムスメの学費を稼ぐ(仕事ができる健康状態を保つ)
3)そのために機能のベースラインをコロナ前ぐらいに戻す(そのためには金も使う)

これ、生きることが最優先なら、睡眠時間削ったらまた最初に発症したときの生活にもどるんじゃね??そしたらなんのためにリハビリして機能を上げてるのかわからんくなるじゃん・・・

考えすぎて、なんでリハビリやってるのか自分の中でわからなくなってきたので、一か月まるっと自主トレについて考えるのはやめ、「ながら」でやっていた電気刺激とかもすべていったん横において生活することにしました。
「何もしなければ動かしにくくなる→無理くり時間を作ってでも動かそうっていうモチベになるじゃろ」と思っての荒療治。

強制的にモチベを上げたので、昨日から普通通りに行動しています(笑)

今回の件で一番腑に落ちたのはムスメの言葉でして。
「平日にこれ以上時間が取れないから、遠方までいってでも専門家の指導を受けながらやってるんでしょ?」

楽しく、涼しい顔でやってるみたいだけど、60キロ車で走ってめっちゃ集中して動かしにくい部分を動かし、また60キロ走って帰るっていうのは本当にしんどい。昨日の帰りも、高速でふらついたのでヤバかった。(すぐ止まったけど)

もうちょっと、器用に生きられたらいいのに、と思わなくもないですがこれが私なのでしょうがない。
優先順位だけは忘れずに、毎日の生活を組み立てていこうと改めて。
自戒をこめて、文章に書き起こしておきます。















































































































































































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