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風船箱、手っ取り早い作問の仕方の話

こんにちは。最近、ペンシルパズルの検討で、方眼紙を沢山消費している、はいびじーです。やはり、パズルを作るのも解くのも、紙と鉛筆を使いたい派なのです。

パズル通信ニコリ189号のオモロパズル「風船箱」について、立て続けに、執筆しております。何でそんなに前のめりなのかって?

だって、いち早くこの作品を紹介して、パズル作家の先生方に応援作を作って貰いたいんだモン。

(重ね重ね、図々しいヤツですなぁ。。。)

それではとりあえず問題を作ってみましょうー。
気軽に作問できることがご理解いただけると思います。

前回の記事で「風船箱」のルールについてご紹介させていただきました。

まずは「四角に切れ」よろしく、頭の中で描いた四角形(風船)を盤面に適当に配置して、灰色マスで塗っちゃいます。重複しづらい面積の四角形をいくつか用意すると良いですね。こんな感じで。

上級者は、ここで引っ掛けを仕込んでおきます。(3x2の四角形を用意して面積6に見せかけて、実はこれは2x2と1x2の四角形の組み合わせになっていて、別の場所に1x6の四角形がある…みたいな)

次に、置いた風船の輪郭を線で引き、少し離れた白マスに狙った風船の面積の数字を書き込みます。こんな感じで。

置いた数字と該当する四角形を、ルールに従って線(ヒモ)で繋げましょう。こんな感じで。

上級者は、ここで難易度調整をします。(簡単には想定できない複雑な経路のヒモを仕込む、とか。)

余った白マス部分を、辻褄を合わせるように小さな四角形と数字で埋めていきます。こんな感じで。

上級者はここでも難易度調整ができます。(既に置かれている四角形やヒモの経路を微調整して、この余り処理の部分ですら、容易に解けないようカモフラージュする感じで。)

さあ、これで解答盤面が完成しました!

上記解答盤面に対応する問題盤面はこちらとなります。

最後に、出来上がった作問をロジカルに解いてみましょう。ユニーク解(唯一解)になることが確認できればOKです。割と適当に作問しても、しっかりユニーク解になっていたりすることが多く、作問自体を楽しめるかと思います。

ね、ね?
簡単に作問できるでしょ!

最後にオマケですが、ニコリ投稿用の作問は手書きやエクセル等でももちろんOKですが、Penpa+で作問すると編集がラクにサクサクできますので、オススメですよー。画像出力もできますし。


風船箱の場合、以下で切り替えてエディットすればOKです。

「風船」の灰色領域:モード→黒マス→薄灰
「風船」の輪郭:モード→辺
「ヒモ」の線:モード→線→中線
「数字」:モード→数字

そんなわけで、パズル作家の先生方、是非是非、応援作の方、よろしくお願いします。
m(_ _)m

また、最初のうちは「らくらく問題」が渇望されると予想されますので、初心者の方や投稿デビューの方にもオススメかと思います。
是非是非、応援作の方、よろしくお願いします。
m(_ _)m

今回の「風船箱」はパズルの性質として軽いことが否めません。(風船だけに?!)
長寿のポテンシャルはあまり無さそうな予感がしております。が、せめてニコリ次号でもう一回くらいオモパ検討枠に掲載されたら、作者は泣いて喜びます。

…ということで、ここ数日、羽目を外してひとしきり大騒ぎをし、大変お見苦しいところをお見せして失礼致しました。そろそろ平常運転に戻ります。
次回は「パズル通信ニコリ189号のオモパで遊んでみた話」で僕の感想を書いてみようと思います。
それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。


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