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既に完成された王道パズルに改作の余地はあるのか?という話

こんにちは。おでんを食べていたら、おでん種の〇△□形状がパズルに見えてきたはいびじーです。

今回は「既に完成された王道パズルに改作の余地はあるのか?という話」
を書いてみようと思います。

パズル通信ニコリに何らかパズルを投稿して、初採用を目指している、という僕の野望は以前に書いたかと思います。中でも「スリザーリンクのような軽快でスマートなパズルの新作をいつか自分の手で作ってみたい」…と夢見ております。

ですが、僕がちょっと思い付く程度のパズルであれば、過去のオモロパズルに類似若しくは同一のパズルが大抵あるんですよね。。。イチから自分で考案するハードルの高さをヒシヒシと感じております。であれば、まずは やはり既存のパズルの改作が早道なのかな…と思い至っているところです。これとて簡単なことではない、ということは重々承知ですが。

一方、改作が早道…などという言葉は、スリザーリンクのような殿堂入りパズル…に対しては、似つかわしくありません。前回の数独の改作を試みた話も然りなのですが、既に磨き抜かれて研ぎ澄まされて神の境地に達したルールのパズルは、生半可なものでは足しても引いてもその美しさを損ない、改作の余地など無いものと考えられます。

「・・・・・・」

ですが、今回、遂に思い付いちゃった! スリザーリンクの改作。

今までに誰も思い付いていないであろう、画期的なルールの追加。
しかもその美しさを損なうことなく…いや、むしろ更なる美しさを付加する、まであると自負しております。

いまここで、大公開しちゃうよ!(懲りないヤツ)

スリザーリンクには0~3の数が登場しますが、四角形の辺の数は…当然4であります。
従って、数字を3までしか使わないのは、実は中途半端な状態と言えます。
4という数字こそ完璧にして最も美しい数であることに、もはや疑いの余地はありません。

…ということで、スリザーリンクに”4”という数字も使えるようにしては如何でしょうか?
4の数字、ということで、当然周囲四方向に線が引かれますね。

こんな感じ。

4の周囲でクルっと1ループ

「4の数字に限り、周囲で線が一周することができる」というシンプルかつ大胆なルール。
アアッ、長らくスリザーリンクを崇拝していたのに、どうして今までこの完璧な真理に気付かなかったんだろう?!

では、満を持して作った改作がこちらDA! (*`ω´) ドヤァ

スリザーリンクKuru-Kuru(改作:はいびじー)

スリザーリンクのルールはこちら:https://www.nikoli.co.jp/ja/puzzles/slitherlink/
+改作ルール
4の数字の周囲のみ、線が一周引かれ、何れか一か所の頂点で線が十字交差します。4の数字が無い場所では、線が一周回ったり十字交差したりしてはいけません。

答えは本記事の巻末で

「・・・」

「・・・・・・」

「うわ何、このクズルール!」orz…

「しかも、Kuru-Kuruって、何Yo? 超ダサッ」orz…


我ながら、自分のセンスの無さっぷりに、驚愕し、暫し呆然となりました。

「れーにん先生、轟由紀先生、金元先生、神聖なるスリザーリンクに対して、妙な改作ゴメンナサイ!m(_ _)m」

裸足で逃走。。。

かくして

「既に完成された王道パズルに改作の余地はあるのか?」

…という今回の問いに対しては、

「神聖なる王道パズルを穢してはならない」

…という、やや方向性の違う教訓が得られたようです。
ですが、今回は僕のオツムが足りなかっただけで、改作の余地があるか否かの結論を出すにはまだ早い。

ぐぬぬぬ…次回こそは!(本当に懲りないヤツ)

次回は「それでもアイディアを具現化したい理由についての話」を書いてみようと思います。

それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。

記事中の「スリザーリンクKuru-Kuru」の答え


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