独身気分に浸りながら王道パズルの改作に想いを馳せる話
本日、My娘がスポーツクラブの全国大会に出場するため、My奥さんと一緒に大阪に宿泊で出かけております。そして、My息子は中学校のクラス旅行があり、箱根に宿泊旅行に出かけております。
自宅に僕一人、静かだなー。今夜は独身気分です。誰にも気兼ねすることなくパズルで遊べます。(まあ、家族揃っている時にも気兼ねなくパズルで遊んでいるような気もしますが。。。)
独身気分で取り組むパズルと言えば、もちろん「数独」を置いて他に無いことに異論は無いことと思います。そんなわけで、今夜は数独三昧です。
最近、あまり遊んでいなかったのに、何故に数独なのかというと、数独の改作を試みたいからです。落ち着いて数独に触れることで、何らかのアイディアが得られないものかと。。。
以前の記事で数独の改作「数再」を本note記事で上梓しました。4(死)と9(苦)の数字を廃し、縁起の良い7と8を2回ずつ使用できる、という安易でテキトーなルール。この記事では自分をディスって終わっておりますが、この時に僕の中に、終わらない何かが現れました。
「書き込む要素に数字ではないものが含まれた場合、数独はどのようなパズルに姿を変えるのだろう?」という問いが僕の頭に降ってきたのです。
数独は1~9の数字こそ使用するものの、数字であることに本質的には意味は無く、極論から言えば9種類の互いに異なる記号を使用すれば、パズルとして成立し得ます。
ここで特定の記号に意味や制限を持たせたら、数独に違った味付けが出来るのでは。。。
もちろん、何ら具体的な像が浮かんだわけではありません。ですが、喉元までアイディアのようなものが出掛かっている気がするのですが、それが何であるのかわからない。。。気になって仕方がない状態が続いています。
どうやら僕の中に野望の炎が灯ってしまったようです。
「数独」や「スリザーリンク」のような、既に完成された王道パズルに改作の余地はあるのか?
自ら発したこの問いに決着を付けたい。。。
(ちなみにスリザーリンクの改作アイディアもあり、現在検討中です。こちらの話は別記事に譲ります。)
ですが、「スリザーリンクKuru-Kuru」は、ちょっとアレでしたなぁ。。。
話は独身気分の今夜に戻ります。
時に集中して頭フル回転で、時にリラックスして漫然と、数独の問題を解いていきます。
ふと思い立ち、数独の解答盤面を自動生成するプログラムも作ってみました。(ソルバーではなく、解答成立盤面(全ての数字が埋まった状態)を次々と生成するだけですが。)
実は、解答成立盤面の作成などラクショー、と思っていたのですが、まずはフリーハンドでの作成を試みるも、なかなか成立しません。これは、思っていたほど簡単じゃないぞ。。。
故にプログラミングに落とし込むアルゴリズムも思い付かず。。。
ダメだ、僕の頭ではすぐには良いアルゴリズムが思い浮かばないや。では、ルービックキューブのような考え方で行こうかな。大元となる正解盤面を一つ用意し、行や列をランダムに入れ替えるようにして、解答成立状態を保ったままバラしていく方法で。
大元となる正解盤面として、わざわざパズル通信ニコリ初の「数独」の問題の解答盤面を拝借しちゃいました。
1~3行(列)、4~6行(列)、7~9行(列)のそれぞれの行(列)セット同士を入れ替えても、解答成立状態を保ちます。
同様に、それぞれの行(列)セット中で、自由に行(列)を入れ替えても解答成立状態を保ちます。
両者を適度な回数でランダムに実施すれば、ほぼ新たな盤面ができる、という寸法です。
完全ランダムで生成したものと比べ、どれだけ元の盤面のキャラクター性(?)が残るのか、数学的な観点で皆目見当が付きませんが、まあ僕がアイディアを検討するToolとしては十分でしょう。
できた!(ホント横着ですなー。)
当面、数独の改作を検討するときのToolとして活用したいと思います。
で、本日は、ポチポチとマウスをクリックし、次々と解答成立盤面を変えながら眺めております。うーむ、美しい。。。無限に(理論的には無限じゃないけど)出てくる数字のマトリックスを見て、曼荼羅の世界や宇宙にまで意識が飛んで行ってしまいました。
こんな感じで数独に浸っているうちに、夜が更けていきます。
しかし、シャイで気まぐれなアイディアの種さんは、どうやら今夜は姿を表さないようです。
いつかきっと会えるよね?
「・・・」
「・・・・・・」
独身気分で、やけにセンチメンタルに決めているように見えて、実は目の前の机はこんな感じ。
大好きな駅弁を肴に、大好きなビールを飲みながら、大好きなパズルに耽る…もう、只の好き放題じゃん! 先ほど意識が宇宙に飛んで行った理由は、単に酔っぱらっていたからデス。(爆)
…ということで、数独の改作については主だった進捗は無く、本日の記事は唐突にここで終わりとなります。こんな駄文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
本日中学のクラス旅行で箱根に出掛けているMy息子に、「からくり秘密箱」をお土産に買ってくるようお願いしております。箱根名産の寄木細工があしらわれた木工パズル。予算は3500円以内で。良さそうなものが見つからなかった場合、パズルっぽいと思われるお土産であれば何でもOK、としております。
次回は「My息子の買ってきたお土産をパズルのネタにする話」を書いてみようと思います。果たしてどんなお土産を買ってくるのか? 何を買ってきても、それを記事に書いてみるつもりではいます。完全アドリブになりますね。彼が箱根銘菓だけを買ってきて、パズルを買ってこなかったら、一体どんな記事を書いたら良いんだろー?!