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へやつなぎの改作を作問してみる話
こんにちは。My娘の電動鉛筆削りを借りまくっている、はいびじーです。
ペンシルパズルはシャーペンではなく、鉛筆で遊ぶ派なのです。
今回は「へやつなぎの改作を作問してみる話」を書いてみようと思います。
前回、「へやわけ」リスペクトパズル「へやつなぎ」について、改作アイディアをロジックパズル先生より頂戴致しました。
白抜きの数字と黒い数字を使って、黒マスが連続してはいけない部屋と、黒マスが連続してもいい部屋の2種類を作る
こちらのアイディアに従って実際に作問してみたところ、単調だった元作にバリエーションが加わることで、面白さがぐんと増したと感じました。
そんなわけで、こんな感じの問題を作ってみました。
如何でしょうか? つ
へやつなぎ改(改作案:ロジックパズル先生)
作問:はいびじー
ルール:
・盤面のいくつかのマスを黒くぬりましょう。
・太線で区切られた領域(部屋と呼びます)に入っている数字は、その部屋に入る黒マスの数を表しています。
・黒い数字のある部屋の中では、黒マスをタテヨコに連続させてはいけません。白抜きの数字のある部屋では、黒マスをタテヨコに連続させることができます。
・隣の部屋の黒マスとは、タテヨコに連続させることができます。
・盤面の全ての黒マスはタテヨコにひとつながりになっていなければなりません。
・黒マスを2x2以上のカタマリにしてはいけません。
まずは例題行くよ!
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Penpa+でも遊んでみてね。
それじゃあ、本番行くよ!
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Penpa+でも遊んでみてね。
うーむ、作問時、複数解を避けようとしているうちに、初期盤面で黒マスの置き方が自明な部屋が増えてしまいました。せっかくの面白い改作ルールですので、その魅力を引き出すために、もうちょっと作問を工夫したいところです。手筋が色々と明らかになってくると、バリエーションも増えそうな気がしております。研究してみようかな。
今回アイディアを頂戴し、新たな視点・思考を得ることができ、大変貴重な体験ができました。ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。m(_ _)m
さて、今回殿堂入りパズル「へやわけ」に触発され、リスペクト作を作ってみましたが、もちろん、比較的新しいパズルからも大いにインスピレーションを受けております。例えば最近の例では「ペンシルズ」とかですね。
次回は「ニコリ着順発表問題のペンシルズの話」を書いてみようと思います。それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。
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