My娘と会話中にオモロパズル新作を思い付いた話
こんにちは。最近My娘とペンシルパズルについて会話が弾み、すっかり幸せ気分を感じている「はいびじー」です。
今回は「My娘と会話中にオモロパズル新作を思い付いた話」を書いてみようと思います。
以前の記事より登場しているMy娘(小2)ですが、最近は「パズル通信ニコリ」や、「ザ・ペンシルパズル」など、本の取り合いが生じる時もあります。パパとしては嬉しい限りです。
まあ、女子ですので、あと数年もすれば「パパあっち行って」とか言っちゃったりして、、、悲しんで部屋の隅で体育座りをしている自分の姿が容易に想像できます。今という時を大切にしなければ。。。
さて、少し前の話ですが、My娘と会話をしている中で2つのキーワードが出てきました。
「四角に切れ」と「風船」です。
「四角に切れ」はMy娘のお気に入りのペンシルパズル。小2ながら、ニコ(らくらく)問題とプン(おてごろ)問題は解けるまでになってきています。なお、パズル通信ニコリの今号(188号)には四角に切れの掲載が無く、My娘が大いに悲しんでおりました。
「風船」は、パズルとは関係ありませんが、My娘は大の風船好き。テーマパークなどで高価な風船の購入をせがまれたり、安価な100均の風船セットを買ってあげたら一瞬で部屋中が風船だらけになったりします。
で、これら「四角に切れ」と「風船」の2個のキーワードが頭の中で結びつき、唐突に新たなパズルのアイディアの種が生まれました。この時は、ニコリ投稿レベルにまで行くかどうかは定かではなかったのですが、とりあえず新作パズルを完成させて作問し、My娘にプレゼントしてあげようかな…といったような始まりでした。
本当にふとしたきっかけで思い付いた新パズル。今まで頭を無理やり絞り出すように考えても、なかなか良いアイディアが出てこなかったのに。人間の脳の不思議を感じた次第です。リラックスしている時こそ、脳のニューラルネットワークが自由に繋がり、創造的なアイディアが出るのかもしれませんね。
「あ、今何か閃いたかも!」となったわけで。このアイディアが消えてしまわないうちに、具現化しなくては! 急いで頭の中のアイディアを紙に書き出してみました。この作業、意外と大切です。その後の検討の結果、割とスジが良さそうです。これは、オモロパズル投稿にまで持っていけるポテンシャルがあるのでは?!
実はこの時、ニコリのオモパ投稿の候補として、頭から無理やり捻り出したアイディアがあって、ルールの調整を試行錯誤中だったのですが、一旦中断して、今回のアイディアに全振りして取り組みました。急ピッチでルールをブラッシュアップし、同時に作問用エディタをプログラミングし、何問か問題を作ってみました。正に電光石火の如く…でした。
おー、なかなか面白いパズルかも。(単なる個人的な思い込みかもしれませんが)…最初はアイディアの種だったパズルの全貌が見えてきました。難易度の低い問題であれば、サクサク軽快に解けます。作問もサクサクできる感じです。逆に難易度の高い問題が作りにくいところがちょっと気になるポイントではありますが。このポイントを是正すると、今回のパズルが芯に持つ本質がブレそうですので、このままで行くことにしました。
作問した問題の中から、6x6、8x8盤面で計12問を選定し、例題を1問付けて、ニコリ編集部に投稿しました。9月に投稿しましたので、採用候補は12/10発売予定のニコリ189号ですかねー。今回はどうかなー。採用されると良いなぁ。。。とまあ、本記事でここまで引っ張っておいて、パズルの内容は一切明かせず。採用・掲載されたらすぐにでもこの場で解説させていただきたいわけですが、没になったら一年半後にこの場で公開…でヨロシクです。
今回は夏休み明け(?)のタイミングでもありますので、多くのパズル作家様が、時間を掛けて作った力作を数多く投稿されていることが容易に想像できます。…と言うことで、僕の自信はミニマムと化しております。果たして、どうなることやら。
さて、今回の新作については、採用可否の結果如何に関わらず、とても貴重な体験ができたと思っております。本当にふとしたキッカケでアイディアを思い付き、それを一気に育てて完成まで持っていく…こんな形での具現化のアプローチもあるのですね。
何もかもが自由だ。。。これだからパズル作りは止められない。。。
次回は「パズル誌に手を付けるタイミングが難しい話」をしてみようと思います。
それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。