オモロパズルの応援作を投稿してみた話
こんにちは。苦手だった「カックロ」が最近少し上手に解けるようになってきた「はいびじー」です。
今回は「オモロパズルの応援作を投稿してみた話」を書いてみようと思います。
パズル通信ニコリ、入手してから真っ先に僕が開くページ「オモロパズルができるまで」です。毎回驚くようなアイディアの新作が何種類も登場します。パズル作家の皆様、本当に凄いですね。心から尊敬します。
まだ誰も考えていない新作を思い付き、ニコリ採用レベルのルールへの磨き上げ、そして作問にまで漕ぎつけるのは、大変難しいことだなぁ…と実感した次第です。簡単にできる所業とは思えません。であれば、まずは応援作が狙い目なのでは?…と、少々安易な考えに至ったわけで。
応援作とは、オモロパズルに掲載された新作パズルについて、その作品のデビューを後押しするために、応援者が作問して投稿することです。ペンシルパズル界の「推し活」ってヤツ?! 読者からの投稿数が多く、人気があるとニコリ編集部に判断されれば、次号以降への掲載、そして検討枠→ニコリファーム(二軍)→定食化(定番パズル)へと育っていくわけですね。応援作の投稿は、とても重要であると考えています。
さて、今号188号には4個の新作が掲載されていました。どれも素晴らしく面白いパズルでした。もう、本当に甲乙つけ難い中、僕が個人的に最も気に入った作品は「シマシマロープ」でした。原作者は坂本伸幸先生です。
解き終わると画が出る類のパズル…。こちらのパズルは、遠くのマス、若しくは広範囲のマスが一気に決まる仕掛けが、今までになく斬新で秀逸と思いました。
手筋の発掘も含め、とても興味深いパズルですので、是非、次号以降にも残ってほしいな、と思いました。「応援作」…良い言葉ですね。僕も何か問題を作ってみよう! 作問用エディタを作って作問したかったのですが、〆切までちょっと時間がありません。(9/10発売で10/4〆切)
ペンパエディタ
を使っても、うまく作問デザインできませんでした(僕がうまく使いこなせていないだけかもしれませんが)ので、今回はEXCELのセルと描画機能を使って半フリーハンドで作問しました。
…と言うことで、今回ニコリに投稿しなかった作問を一題、ここに掲載しちゃおうかな。
「コレダゼ!」 (*`ω´) ドヤァ
シマシマロープ(原作:坂本伸幸先生)
作問:はいびじー
※シマシマロープのルールについては、ニコリ188号オモパコーナーを見てね!
「・・・」
「・・・・・・」
「うわー、やっぱり僕、ドット画の絵心ないじゃん! orz…」
(本記事巻末の答えを参照)
送った作問、果たして採用されるのかなぁ。。。おそらく絵心とパズル力を兼ね備える作家様は多く、そのような方々の中で僕の作品が採用されるのは難しいかな、、、ということで自信が無くなっているところではありますが。
ちなみに、次号、このパズルごと掲載が無くなっている可能性もあるわけで、その場合には土俵にも乗りません。オモパはなかなかシビアな世界です。一方、検討枠やニコリファームの作品であれば、急にパズルごと無くなる可能性は低いのかもしれませんが、既に多くのパズル作家様が作問・投稿していますので、ニワカな僕では太刀打ちできないのでは?!
投稿するにも葛藤があります。
あ、でも現在ニコリファームに載っている「シンカミノ」は僕のお気に入りで、是非定食化(定番パズル)して欲しいので、応援作を送りたいと思っております。他のパズル作家様のようなエレガントな作問ができず、投稿にまで至れていないところが恐縮ですが。
ちなみにニコリ188号のオモパのコーナーで、ニコリファームの「チョコバナナ」「シンカミノ」について、「このままだと立場が危うくなるかも」という編集部による示唆が書かれていました。何と、テッパンと思っていたこれら2作品、危ういの?!…やっぱり応援作、作りたいなー。
脱線が長くなりました。シマシマロープの応援作です。今回、6x6と8x8盤面で計6題のパズルを作問し、ニコリ編集部に投稿致しました。僕なりに発見した手筋を問題に入れ込む楽しさを味わうことができました。作問の作業も、また問題を解くのと同様に、楽しいものです。採用されなかったとしても、この過ごした時間は珠玉の宝と言えます。
技術的には、まだまだ沢山の手筋が存在しそうです。今回の僕の仕込みが浅過ぎて没になったのならば、それはそれで諦めが付くというものです。一方、ドット絵の絵心が無いことが理由で没になったとしたら、それは悲しいなぁ。まあ、それも込みでパズル製作能力だぜ…と言われればそれまでなのですが。
新作の最初は狭い盤面ですので、ドット絵が粗く、物足りない感じです。これは行く行くは大きな盤面で遊びたい、そして大盤面で作問したいなぁ…と思っております。
そんなわけで、色々な意味で、ニコリ次号のオモパコーナーが楽しみなのです。
次は、「”ザ・ペンシルパズル2025”のシンカミノを遊び倒した話」を書いてみたいと思います。
それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。