AIにペンシルパズルを作問してもらった話(後編)
前回からの続きです。今回はちゃんとパズルの話です~。
色々といじってみて、AIの実力が大したものであることはわかりました。
で、AIにとって画のような抽象的なものはちょっと微妙な側面もありそうですが、ロジカルなものの作成をお願いすれば、カッキリしたものが生成できるのでは?…ということで、ここでペンシルパズルの登場ですよ。
さすがにAIに完全な新作パズルを考えてもらうのはハードルが高いかもしれません。ですが、既存の有名なパズルの作問くらいであれば、今のAIテクノロジーであれば余裕のヨッチャンで楽勝、と予想されます。
そして、AIに毎日ペンシルパズルを作問してもらえば。無限に遊べてお得なのでは!(まーた、ロクでもないことを考えて!)
よし、早速AIにお願いしてみよう。
僕の大好きなペンシルパズル、「スリザーリンク」で行こうかな。
Copilotにプロンプトをインだ!
↓ スリザーリンクのルールはこちら
「おー、無事に作問された。やはり、AI凄いんじゃん。」
「・・・」
「・・・・・・」
「何かヘンじゃね?」
グリッドのドットの上に数字が乗っているような面妖な盤面。
初代スリザーリンク(数字マスの周囲のマス内を線が通る)のような感じで解くのかな?
…と思いきや、同時に生成されたルール説明文によると、点を線で結ぶよう指示があります。
My娘と2人で、このAIが生成したスリザーリンクを解くためのルールについて、あーでもない、こーでもないと、ひとしきり考えました。
うむむ、、、
「・・・」
「・・・・・・」
「!」
ま、まさか、、、こんなルール、、、なのか?!
数字を取り囲む上下左右の頂点ドットを結ぶダイヤ型正方形で考えるのでは?
そして、数字の周囲以外の場所では、タテヨコ方向にも線を引くことを認めれば、解答として成立しそうです。AIの生成したルール文とも矛盾がありません。
ズバリ、答えはこれだ!!
いやー、解けた解けた。
これがAIが最新のテクノロジーで生成した最高に難しい問題かー。
でも解けちゃったよ。
どうやら、僕の頭脳の方がAIを遥かに凌駕しちゃっているようだね!
ウム、こんな程度では歯応えが無くて、全然物足りないや。。。
よし、次は10x10盤面で最高に難しい問題を生成してもらおう。
「さあ、挑戦するぞ! モチロン楽勝だろうけれどもね。」
「・・・」
「・・・・・・」
「!!!???」
3の数字が一番下の列のグリッド上にあるじゃん。
(=数字の周囲に線を3本引くことができない)
上記の僕のルール解釈では解けないジャン! orz…
AIの技術がイマヒトツなのか、はたまた僕の頭脳が足りていないのか?
謎は深まるばかりである。。。
次回は「定食パズルをニコリに投稿してみた話」を書いてみようと思います。それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。