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無限の世界のスリザーリンクの話

こんにちは。年末年始の実家帰省時に持って行くパズル本を何にしようか迷っている、はいびじーです。
今回は「無限の世界のスリザーリンクの話」を書いてみようと思います。

多くの皆さんがロールプレイングゲーム(RPG)で遊んだことがあるかと思います。今回はテーブルトークRPGの方ではなく、一般的なコンピュータゲームのRPGの方で。
僕は多くの同世代の方々がそうであるように、ドラゴンクエストシリーズ、ファイナルファンタジーシリーズのコンボで遊んだクチです。

当時、僕は子供心に思いました。何故、主人公をどの方向に進ませても、スクロールしているうちに元の場所に戻ってくるのだろう…と。

地球儀においては東西方向であれば地球を一周して元の場所に戻るのは合点が行きます。でも、南北方向はどうでしょうか? そのまま地図が上下方向で単純に平面連結しているのは地球の形的にオカシイのでは? と思った次第です。

このようなRPGのワールドマップですが、幾何学的には球ではなく、トーラスと呼ばれるドーナッツ形状の表面を表したものとなります。

こちらのページの説明がわかりやすいと思いましたので、リンクを掲載させていただきます。

RPGの世界は、地球ではなく、実は架空の天体の世界での出来事だったのですね。うーむ、そう考えると、急にリアリティが無くなっちゃうな―。(いや、別にリアリティは求めていないって?)
逆手に取って、リアルにトーラス形状を世界のベースにしたゲームも散見され、それらはちょっと上手いなぁ…と思ったりしました。例えば、スペースコロニーの内部の世界を描いた作品とか。

そんなことを考えていたところ、僕はふと思いました。

これをスリザーリンクでやったら、どんなことになっちゃうんだろう?
(何故そういう発想になる?!)

これは名改作の予感がプンプンするぞ!(全く懲りていないな!)

上に引いていた線が、いつの間にか下から現れるような、無限を感じる斬新なスリザーリンク! 考えただけで、ゾクゾクしてきたぞ。(やっぱりヘンタイだ!)

さあ、みんな、準備はいいかい?
それでは、無限平面の彼方に向けて、一緒に旅に出発しよう!
(*`ω´) (*`ω´) (*`ω´) ドヤァァァ!!!

スリザーリンク∞(インフィニティ)
(改作:はいびじー)

スリザーリンクのルールはこちら:

+改作ルール
盤面の上下、左右がそれぞれ繋がっています。盤面最外周にあるマスは、上下共有、左右共有となっており、引かれる線は上下方向、左右方向に行き来が可能です。一筆で全ての線を辿れるようにしましょう。

まずは例題から行くよ!

例題

例題の答え

Penpa+でも遊んでみてね。一番上の行と一番下の行、一番左の列と一番右の列が、完全に同一の線の引き方になっていないと正解にならないから注意してね。


赤い数字が書かれている一番上の行と一番下の行が、全く同じになっているところがポイントだね! 同様に一番左の列と一番右の列も同じだね。

それじゃあ、本番行くよ!

答えは本記事の巻末で

Penpa+でも遊んでみてね。一番上の行と一番下の行、一番左の列と一番右の列が、完全に同一の線の引き方になっていないと正解にならないから注意してね。

「・・・」

「・・・・・・」

「うわぁ・・・」

「これまた面倒なパズルを思い付きやがって。。。」

線が右端に行ったら、左端にも書かなければならず、面倒極まりない。。。
無限の旅とか言っちゃっているクセに、逆に普通のスリザーリンクよりも閉塞感を感じるじゃないか!!

そして、例によってこのネーミングセンスだ…
「インフィニティ(∞)」…って、よく恥ずかしげもなく名付けたな、と我ながら赤面噴飯モノの言い回しにあきれ返っているところです。

当然ながら、今回限りで闇に葬る類のパズルですな。。。orz…
軌道を変えてスペースコロニーの墓場に落としておきます。

…とか言いながら、そのうち「ザ・スーパージャイアント」のサイズで作ることができたらなー、などと妄想が銀河系の彼方まで飛んでいるところであります。(一体誰得?!)

次回は、本年末最後の執筆となります。「今年のペンシルパズル活動を総括してみる話」を書いてみようと思います。

それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。


記事中の「スリザーリンク∞」の答え

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