パズル通信ニコリ188号のオモロパズルで遊んでみた話
こんにちは。毎号ニコリの目次にあるオモパの新作パズル名を見て、まずは内容を想像して楽しんでいる「はいびじー」です。
今回は「パズル通信ニコリ188号のオモロパズルで遊んでみたお話」を書いてみようと思います。
パズル通信ニコリ188号が発売されてから1ヵ月以上経ち、すっかり旬を逃していますが、オモロパズルで遊んでみた感想などを書いてみたいと思います。何せ、つい最近 note を始めたばかりなものでして…。次回は旬を逃さずに記事を書くことができれば良いのですが。。。
検討枠
今号のオモロパズルのサブタイトル、「ツインな時代がやってきた」ですって?!
ほほぅ…オモパにもその時々の流行り廃りがあるようなことを示唆するタイトルですね。
・ぬりツイン(原作:トンボロ先生)
「部屋の形」そして「部屋内の黒ブロックがツインで存在すること」が支配的ながら、黒ブロックが部屋の境界を越えて繋がり、「へやわけ」のような「ぬりかべ」のような解き味を見せている、そんな不思議な感覚を僕的には持っています。味わい深いなぁ。。。
今号の問題は、作家様によって違ったテイストの作問をされているところが印象的でした。
・ツインエリア(原作:湾狼子先生)
前号の新作で勝ち抜き、検討枠に入ったパズルです。灰色マスのブロックと太線で区切られた領域の両方に配慮しながら矛盾なく数字を入れていくパズルです。不思議と近未来を感じます。灰色と領域のハイブリッドを利用した新作の考案は僕も挑戦したことがあるのですが、良いアイディアは全く思い付きませんでした。こんな面白いアイディアがあったのですね! 脱帽です。今号の問題は、解く前の盤面を見ただけでも、それぞれの作家様が趣向を凝らしていることがよくわかります。
・点プレート改(改作:ぴくちゃ先生)
こちらは…表題の「ツイン」とは関係なさそうですね。。。
元々数字が無かった「点プレート」が、ニコリ186号で数字入りの改作「点プレート改」で掲載され、こちらが勝ち抜いた形です。僕的には、数字が無いバージョンの点プレートも、謎めいていてニコリっぽいなー、と思っていたのですが、数字があった方が作家様の作意がより込められそう…とも思った今号の問題でした。
新作
・串団子ボックス(原作:白銀のオオカミ先生)
白丸に線→団子、という所謂団子系パズルですね。ユニークなルールにより、温故知新な雰囲気を感じます。団子の串の持ち手の部分が無かったり、団子の両端が持ち手だったり、ダンベルのような配置の団子ができたりと、解いていてクスっとなっちゃいました。
編集部のコメントが「解き終わり感やや薄めかも」とのことではありますが、淡白な団子だけに、アッサリしていても良いのではないかと思います。気が付いたら食べ終わっていた、的な?
・コントン4色へや(原作:坪谷信弘先生)
いやはや、難しかったですが、じっくり長考で楽しめました。決してサクサク解いて爽快…なパズルではありませんが、じわじわ来る系?!
僕が「へやわけ」系パズルを解くことがもっと上手であれば、また違った印象を持ったかもしれません。解き進めるにつれて盤面が〇×▲で賑やかになってくるところが、何とも楽しいパズルでした。
・シカクロ(原作:コーリー先生)
黒塗りの部分は四角形、白塗りの部分は三角形か四角形ですって。
よくこんな面白いアイディアを作者様は考え付きましたね。
台形や菱形、平行四辺形も四角形として使用する点が自由な発想で斬新と思いました。
編集部のコメントの通り、シャカシャカを想起させますね。
数字ヒント無しで形がどんどん決まっていくことが、何とも不思議で面白い感覚でした。
・シマシマロープ(原作:坂本伸幸先生)
わぁ、これ面白いですねー。今になってまだ、画の出るパズルのアイデアが出てくるんだー! 純粋に驚きです。しかもこのパズルのネーミングセンスが僕的にツボでした。
解く前の盤面の謎めいた呪術的紋様(?)も、見る人にある種の「圧」を与えるかもしれませんが、僕的には大いに惹き付けられました。術に嵌って気が付いたら解き始めていた…みたいな?
いやはや、もう、すっかり堪能させていただきました。パズル作家の先生方、素敵な作問をありがとうございました。
次回は「オモロパズルの改作を考えてみた話」を書いてみようと思います。
それでは、お読みいただきまして、ありがとうございました。
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