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Astronomerの語源から英単語をたくさん学ぼう!
Astronomerの日本語訳は天文学者です。言葉の由来は、ギリシャ語のastron(星)とnomos(配置、整理、秩序)を組み合わせたものです。つまり、Astonomerをギリシャ語から直訳すると「星や天体の配置や秩序に興味のある人」です。
他にも、天文学を英語に訳すとAstronomyです。Astronomyの形容詞は、Astronomicalです。英語で、Astronomicalは天体と関係ない状況で使われることが多いです。一つ例題を見てみましょう。
"Japan has an astronomical size of debt."(日本は膨大な借金を抱えている。)
天文学を学ぶにおいて、物事をとてつもなく大きい規模感で考える必要があります。そのため、astronomicalは「天文学的な」と意味ではなく、「膨大な」と言う意味で使われています。
astron(星)が使われている英単語
astronは様々な英単語に使われています。宇宙飛行士は英語で、astronautです。語源は、astron(星)とnautes(船乗り)。つまり、宇宙飛行士は星々を航海する人と言う意味合いが兼ね備えられています。ほかにも、asterisk(アスタリスク)、asteroid(小惑星)、aster(野菊)などに含まれています。
さらに、disaster(災害)のasterもastronから由来しています。古来の文明では、人の運命は星に左右されていると考えられていました。つまり、星が人類に敵対視している時に、災害が起きるのだと思われていました。そのため、災害のことをdisaster(抗う星)と名付けたのです。
nomos(配置、整理、秩序)が使われている英単語
astronと同じようにnomosも英語の至るところで見かけます。nomosの前にauto(自己)を付け加えるとautonomous(自律的)が完成します。metron(計る)とnomosを合わせると一定の間隔で音を刻む音楽用具のmetronome(メトロノーム)が出来上がります。
また、家や集落を管理するとの意味合いで完成した言葉がeconomy(経済)です。ちなみに、economyのecoはギリシャ語のoikos(家、住処、集落)から由来しています。
最後に
このように、英単語を語源に分解することによって、他の英単語との共通点を見出すことがですます。語源を学ぶことは、漢字を学ぶようなものです。知っているだけで見たことない言葉に遭遇しても意味をある程度推測できるようになります。