「五感を研ぎ澄ます」「今を感じる」「愛を深める」「着地する」 そんなワードがひっきりなしに頭の中をぐるぐる回る。 車で4-5時間くらいかかる少し離れた場所で、友人の結婚式が開かれることになった。結婚式に参加するのがメインテーマではあるけれど、その現場に辿り着くまでの道のりを、ドライブ旅行として楽しんできた。八月末。夏の終わりの季節だ。去りつつある夏の強い日差しを追いかけて、南へ向かうプチ旅行が始まった。 旅のテーマは「導き」。 結婚式会場に向かう方向ではあるけれど、その
無性に洋服が欲しくなって、スマホでネットサーフィンしながら色んな洋服 を見ていた時のこと。ああ、洋服がいっぱいある。溢れかえってる。あれもいいね、これもいい、欲しい、かわいい、買いたい、と思ってもネットサーフィン時の情報収集はとても慎重。ネットサーフィン迷子。しかもインターナショナルに見れちゃうもんだから、ずっと親指をスクロールし続けてしまう。ついに、買おうと決意した洋服でも、違う角度や着用時の写真を丁寧に確認。そうして、ネット上にある大量の洋服を見ていて気がついた。 同じ
「なんで日本人は昭和が好きなんだろね」 って、身近な友人が呟いていた言葉がこびりつく。 そういえば、なんで「昭和レトロ」っていう言葉は幅広い年齢で浸透している。ポラロイドカメラやインスタントカメラが流行っていたり。音楽の正解ではレコード人気は根強く、ファッションの世界でも柄シャツやハイウエストボトムスなど、レトロファッションは廃れない。 昭和レトロと言われて連想するものは、昼も夜も忙しいサラリーマンや踊り狂うディスコのジュリアナ、ヤクザ&チンピラ文化に、和洋織り混ざった木
どんな場面でも、ふと音楽が流れれば、空気は変わる。 一人でいるとき、 二人でいるとき、 大人数でパーティしてるとき、 食事をしているとき。 力強い低音が素早くリズムを刻んだり、ゆったりした高音が強弱をつけながら味付けをして、時には人間の声が重なっていたり。『音楽』には幅広い音波が詰まっている。 自分の気分をアゲてくれたり落ち着かせてくれたりする音楽。 まるで素肌に触る下着のような、料理に使う出汁のような、日常においてなくてはならない存在だ。 人によって音楽をあまり聴か
好きな人、好きな食べ物、好きな場所、好きな国、好きな洋服… 「好き」の答えの数で、人は出来上がる。 食べることが好き。 一人で過ごす時間が好き。 お花が好き。 夕焼けの空が好き。 洋服が好き。 家族が好き。 サーフィンが好き。 これが私の『好き』。 私の『好き』に理由はない。 そして、 『好き』の連続で、その人は出来上がる。 起きてから寝るまで、 ひたすら『好き』の選択を続ける毎日。 起床してからすぐに洋服に着替えるのか、もしくはパジャマのままなのか。 顔を洗うのは
ソワソワする。 朝の6時。 冷え込んだ夜の景色が少しずつ動き出し、 すっかり太陽の光に包まれる。早朝、6時。 最近、私は朝早くに起きるとソワソワする。 ソワソワというか、 ウズウズというか、 ワクワクしすぎて落ち着かない。 ようやく、暖かい季節がやってきたから。 私が住んでいるのは、スキーで有名なゲレンデの麓にある小さな村。 スキー目当ての観光客で賑わう冬季期間はゴールデンウィークを境に終わり、来年のスキー解禁の季節が始まるまでの夏季期間、ほとんど外部からの観光客が
日常で起こる些細なこと。 自分の発する一つ一つの発言や行動が、 自分を取り巻く世界を作っていく。 当たり前なのだけれども、 情報に溢れた毎日では、なかなか気がつけない些細な日常のお話。 とある山の麓で暮らすワタシが綴る物語。 【山暮らしの手帖】書き始めました。 --------------- 「依存症」って言葉だけ聞くと、なんだか構えてしまう。 アルコール依存症とか、ドラッグ依存症、恋愛依存症とか、ハマってしまうと抜けられない印象が強いから。 もともと、パートナー
とある日。久しぶりに出掛けた飲食店でのこと。 隣に座っていた男女4人組のグループでの会話を盗み聞きしたお話。 女性❶「彼ったらね、昔キャバクラに通っててさ、変な名刺がポケットにいっぱい入ってて怒ったことがあるんだよ。本当に気持ち悪かったんだから!」 女性②「えー、信じられない!そんなひどい人だったんですかー!」 男性❶「いやいや、昔の話だろ。当時はストレスが溜まっていたんだから」 女性②「ストレスが溜まっていたって、キャバクラ風俗はダメですよ!」 女性❶「もっと言ってやって
日常で起こる些細なこと。 自分の発する一つ一つの発言や行動が、 自分を取り巻く世界を作っていく。 当たり前なのだけれども、 情報に溢れた毎日では、なかなか気がつけない些細な日常のお話。 とある山の麓で暮らすワタシが綴る物語。 【山暮らしの手帖】書き始めました。 大橋鎭子さんに愛と尊敬を込めて。 --------- とある夜のこと。 仕事で帰宅したワタシは酷使した身体を引きづるようにして、いつもどおり部屋の電気をつけ、窓際の椅子へ腰を下ろしていた。 なかなかハードなスケ
日常で起こる些細なこと。 自分の発する一つ一つの発言や行動が、 自分を取り巻く世界を作っていく。 当たり前なのだけれども、 人が多く、情報に溢れた毎日では、 なかなか気がつけない些細な日常のお話。 とある山の麓で暮らすワタシが綴る物語。 【山暮らしの手帖】書き始めました。 大橋鎭子さんに愛と尊敬を込めて。 --------- とある日、カフェで働くワタシ。 「こんにちは!」ニコニコしながら来店してきた常連の男性客。 お昼過ぎのこと。カフェにある大きな窓の外では、太
村暮らしを始めて3年。 日々、当たり前になっていること。だけれど、振り返ってみたら都内に住んでいた頃と激変している当たり前をここに書く。 タイトルにある通り、生活をする上での「水」のこと。 村に来てから、まず、水道水の美味しさに感動したの。 都内にいるときは、やっぱりカルキの味が気になってペットボトルのお水を購入するか、もしくは、浄水器を使用して、常にお水を浄化してから飲んでいた。そう、だから村で生活を始めてから、水道水が違和感なく美味しく飲めるなんて奇跡だと思ったよ。
テレビや新聞、SNSにまで当たり前のように情報が広げられるコロナウイルスのこと。 この文章を読んでいる人の中には、私を叱りつけたくなる人もいるかもしれない。私の母にこの話をしたら、泣きながら怒鳴るかもしれない。だから、理解のある人以外には話さない方が賢明なのかも。 まず第一に、 コロナウイルスが原因で亡くなってしまった方にはご冥福を祈ります。亡くなってしまった方の遺族の傷口に塩を塗るつもりでこれを書いているわけじゃないの。 モヤモヤするのよ、私。 だから、ここに書く。
パンデミックが起きて、気がつけば1年も過ぎている。 非常事態宣言が叫ばれ、生活は一変しているのに、時間って面白くて、もはや緊急事態宣言も慣れしまった。 この変化した状態が、もはや日常。 不安で張り詰めた年末年始が過ぎ、 気温が上がって日も高くなってきた最近。 『新しい動きが目立っている』のは私だけが感じていることなんだろうか。ニューノーマル。 今日、書き残しておきたいお題は『働くこと、生活すること』。 ステイホームから過ごしずつ元に戻り始めた『日常』。 振り返ってみれ
浮気や不倫をしたことがある、もしくはされた経験がある人がこれを読んで新鮮な気持ちになってくれたらいいなと思って、書いていく。 テレビや雑誌媒体を中心としたメディアは、「浮気」や「不倫」の話が大好き。そして、徹底的に当事者を叩きまくる。報道している一人一人は、一度もその経験がないのだろうか? 浮気や不倫は、誰かを傷つけるために始まるものじゃない。 当本人にしか分からない、『惹かれてしまった』『避けられない』状況なのかもしれない。 今回は、オープンリレーションシップについて
2019年から2020年にかけて、いろんな女性と繋がる機会が多かった。 ワタシ自身が変わったからなのかもしれないけれど、不思議と興味をひかれる女性が多い。みーんな個性的、そしてパワフル。大体の人は、インスタで繋がるんだけど、揃いに揃ってコメントしているのは「風の時代」。 星読みが、占星術が、今までの比じゃないくらいに話題になっているような気がするのはワタシだけかな。 女性向けの雑誌を中心に活躍している、しいたけさんや星読みのゆうじさんなどの星占いの方の言葉が、SNSを通
冬が来た。空気がひんやりして気持ちいいい。 衣替え。 ついでに、去年の冬に活躍しなかった洋服やブーツたちをメルカリで売る。メルカリの「あなたのいらないものが、誰かのたからもの」というキャッチフレーズ好き!まさしくそれ。価値は人それぞれ、タイミングによっても違う。コピーライターさんに拍手。 ワタシのワードローブには、数年前に一目惚れして買ったリアルファーのロングコートがある。買ったものの、数回しか着用していない。なんだか勿体ないなー、着てあげようかなあと思い、「これどう思