年始に振り返りと目標のnoteを書くのか?悪くないだろう。
遅くなりましたが、2019年の振り返りと2020年の目標を書いていきます。気分が悪くなる前に、読むのをおやめ下さい。
1. 2019年振り返り
昨年同様、ビジネス、プライベートで分けて振り返ります。
1.1. ビジネス
1.1.1 総合力が鍛えられた
前提、まだまだ社会人1合目なのですが、キュレーターとして働かせて頂いて、ビジネスの総合力がつきました。基本的に1人でプロジェクトの全てをサポートするので、マーケティングスキルからコミュニケーション能力、更には法律の知識など、様々な角度で鍛えられました。キュレーターはデカスロンのように様々なスキルが求められるので、非常に楽しいです。
また、社内の多くの方に散々ご迷惑をおかけしながら、人間的に落ち着いた気がしております。当初は目立とうとか、面白いことしてやろうとか、色々と学生的な発想が多かったのですが、後半は客観的視点だったり、「このやり方だとあの部署に迷惑がかかる。このタイミングは忙しそうだから、別のやり方にしよう」など、視野が広くなった気がします。
また、様々なスキルを伸ばしていく中で、改めて自分の強みと弱みが見えたのも、非常によかったです。こればっかりは、社内の方々に感謝しかありません。。
1.1.2. アドバイザーとして
キュレーターは、広くはアドバイスやコンサルティングの仕事です。1年間を通して、これをどう捉えるかを考えました。
その中で出てきた暫定的な答えは「主人公はお客さま」だということです。コンサルタントというと、分析やら戦略の提案やらを行い、表立って活躍するイメージを(特に就活生は)抱いているかもしれません。
しかし、これは多くの場合でナンセンスです。本当のコンサルティングとは、皆さんの想像より謙虚なものです。
謙虚であるべき理由はいくつかあるのですが、1番は「コンサルタントが前に出すぎると、プロジェクトが上手くいかない」からです。私も勘違いをしていた時期があったのですが、やはりお客さまが納得して動いていないと、いくら戦略が正しくても、実行部分で上手くいかないことが多いですし、そんなコンサルタントは信頼もされません。アドバイザーはどこまでいってもアドバイザーです。最終的にアクションするのはお客さまなので、彼らが納得感をもって動けるように提案をしていかないと、ねじれが生まれてしまいます。
謙虚なコンサルティング(エドガー・H・シャイン,2017 )では、以下のように書かれています。
コンサルタントがいるのは、クライアントと協力して問題を解決するためであって、問題を引き受け、取り組むためではない。クライアントが直面している困難に謙虚な気持ちで共感的に向き合い、自分や自分のスキルや知識を売り込む欲求ではなく、そのクライアントと状況に集中するためなのだ。
自分を出すのではなく、相手の問題解決のみに集中するのだと説いていますね。
また、私が尊敬しているFICCの馬場さんも、インタビューで「僕の仕事は引っ張ることなんじゃなくて、道を見えやすくすること」と述べています。
長くなりそうなので、いつかこのテーマで書きたいと思います。
1.1.3. サブミッション
大きく2つのサブミッションを持ちました。
1つ目は、プロジェクトのシミュレーションを作ること。元々運用型広告のシミュレーションは呼吸をするように作っていたので、その経験を生かして、です。
これが完成すると、Makuakeの実行者さまが目標金額を達成する為に、「具体的に何をしたら良いか」が明確になります。「SNSで拡散して下さい!」などのフワッとしたアドバイスではなく、「まずはここのメディアに投稿して下さい。その後、このタイミングから広告を運用しましょう」などの解像度高いアドバイスができます。
ある程度の精度までは持ってこれましたが、更に高めるべく、社内で機械学習を得意とするメンバーと協力しながら、開発を進めています。
2つ目は、プロジェクトページの最適化です。
どのような構成、画像、タイトルにすれば、プロジェクトの魅力が伝わるのか?を考え続けました。
特にプロジェクトの顔となる「キービジュアル(MakuakeではTOP画像をこう呼びます」に関しては、多くの時間を割いて研究しました。
全プロジェクトのCTR(正確には、違いますが)を調べたり、ABテストを実施したり、マニュアルを作ったり、、、
色々とやってはみたのですが、結局行き着いた答えは「Makuakeのビジョンを体現するキービジュアルが最も良いだろう」ということです。詳しくはもう少し経ってからお話しできますが、Makuakeにおいて「バナーは黄色がCVR高いよね!」とか「限定価格!!ってするとCTR上がるよね!」みたいな議論はあまり相性がよくないのかな、と思っています。(ABテストは別軸で重要なので、引き続き行います。)
1.2. プライベート
1.2.1. 本を100冊読みました。がアウトプット少ない
本を、正確には102冊読みました。が、アウトプットが少ないので、今年は12本のnoteを書きます。
※武田の読書記録は、下記のTwitterをご確認頂けますと幸いです。
1.2.2. ほとんど運動しなかった
これは課題オブ課題です。元々運動が好きじゃないので、怠けておりました。肩指で数えるくらいしか運動しなかったので、今年はしっかり運動しようと思います。まずはモチベーションを上げる為、こちらの書籍を読みます。
1.2.3. やはり彼女ができない
やはり、彼女ができませんでした。以上です。
1.2.4. 社内イベントにフルコミットした
誕生日2回、忘年会1回と、合計3回のイベントに死ぬ気でコミットしました。どれくらい本気だったかと言うと、
毎回、曲を作りました。
ありがたいことにご盛況頂き、頑張ってよかったです。(ご協力いただいた皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m)
イベントを盛り上げるコツとして1つ上げるのなら「コンセプトを決めること」です。全てのコンテンツが根ざすコンセプトがあれば、全てのコンテンツに文脈が生まれ、その文脈は参加者やコンテンツのポジショニングを決める為、非常に面白くなります。笑いにおけるポジショニングについては、新卒1週間目の日報にまとめているので、ご確認頂けますと幸いです。
2. 2020年に向けて
2.1. ビジネス
2.1.1. 強みを尖らせる
2019年はというと、下記のように書いています。
2018年は「弱さ」を見つめて、それの克服に時間を使ってしまった気がします。克服しないと業務に支障が出るレベルだったので笑
なので今年は「強み」を伸ばす時間を作りたいと思います。
先程の抽象化能力に加え、分析→戦略立案の制度を高めたいです。この分野は社内の育成プログラムで好評を頂き、自分の強みとして認識しました。磨きをかけるため、マーケティング戦略を幅広く吸収して、引き出しを増やすことからです。
なるほど、去年も同じこと言ってるやないかい。そもそも、「分析→戦略立案」ってなんやねん。広すぎだわ!ということで、絞ります。
2020年は「新ブランド立ち上げの戦略立案」のスキルを伸ばしていきます。これは、日々キュレーターとしてプロジェクトをサポートする中で、特に必要なスキルだと感じた為です。
2.1.2. 25歳でフルスイングできる場所を決める
さてさて、去年は下記のように言っていますね。
どの職種で、どんな業務をするのか。このくらいの解像度までは25歳までに見えるようにしたいです。そんでもって、25歳の年にはフルスイングできる状態に持っていきます。
なるほど、言っていることは正しそうです。要は4年目に入るタイミングで、これをクリアにするのですね。今の所、マーケティング畑であることは決まっているので、あと1年で、より詳しい見通しを立てます。
2.1.3. チームで成果を出す
これは、新しいですね。去年までは個人に寄った目標でしたので、
まさか「チーム」という言葉が出ようとは。。
というのも、個人でのアウトプットに限界を感じたのと、チームワークによって鍛えられるスキルもあるのと、何より社会に貢献する上で、1人じゃ何もできないと悟ったからです。
最初はツーマンセルからでも、チームでの成果を意識したいです。
2.2. プライベート
昨年同様、アウトプットと運動は割愛します。
2.2.1. 海外に行く
「日本行き尽くした感」があるので、海外に行って刺激をもらい、よりクリエイティブになって帰ってきたいです。
2.2.2. 流行に乗っかる
これはビジネスにも通ずるのですが、マーケターは「人の気持ちになる仕事」という側面があるので、「流行=多くの人の気持ち」を知っておくのは最低限やることかなと思いました。
また、実績のあるマーケターのTwitterを見ていると、みんなM1を見ていたり、流行スポットに行っていたりと、流行に敏感です。この辺りを見習います。
2.2.3. 心で覚える
去年は本を読み漁ったのに、何冊かは読んだ内容がスッと出てこないことが多いです。これは、頭で記憶していて、心で記憶していないからです。長くなるので割愛しますが、2020年は頭じゃなく心で記憶する年にしたいです。これに関しては島田紳助さんが熱く語ってくれています。
年明けから長々とすいませんでした。
今年もよろしくお願い致します。
というような人のTwitterアカウントはこちらです。ご確認頂けますと幸いです。
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