2月は毎日ノート更新:読書録
この本を読んだので紹介します。
発売直後に買ってざっと目を通して、本棚に寝かせていました。それはとてももったいないことでした。この本は人生の短さを突きつけてきます、冒頭から。人生って何週間あると思います?
僕も先を読まず想像してみました。このところ一週間が短く感じますもんで、10000週間くらいはないと困るなぁと思ってましたけども。
3000週間くらいだそうです。
確かに計算してみますと、一週間は7日ですから、7に3000をかけて21000。これを1年=365 日で割ってみますと、57。
私はいま28歳ですから、57年後は85歳。
なるほど計算は正しそうです。
そう考えると、一日だって無駄はできずにスケジュールに色々と詰め込みたくなってしまうもんです。だってたった3000週間ですよ。やりたいことをするには短すぎる。
そういった、焦りを強く本書は戒めます。スケジュールをあれこれと押し込むことはあまり考えではないそう。
どうせ、あれこれやろうとしたって、うまく行かず短期的に成功したとしても長期的には失敗し、自分を攻めることになります。
自分を攻めるほどの時間はアラサーの僕たちにはないわけです。
そしてこの本が示す解決策は「有限性を受け入れること」できることは限られているんですよ。時間もどうせ足りないんですよ。だから、できないことを受け入れたうえで、大事なことにしっかり向き合いましょうよ。長期的なゴールもいいけれど、現在の自分を大切にしましょうよ。この本はけっこう厳しい本を突きつけてきます。なにかに焦ってしまったら時々戻ってきて読み返す価値がある本だと思いますな。今日はここまで。
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