画詩#27 当たり前の様なこと
沈んでいく月を見ていた
ゆっくりと ゆっくりと 止まらずに 沈んでいく月
いままで こんなにしっかりと 月を見たことはなかった
「止まっているように見えて、月って動いているんだな」
そんなことを ぼんやり考える
小さい時は 月がどこまでも追いかけて来てる気がして
少し怖かった
大きくなった今は いつもそこに月があることが 少し心強い
止まらずに 動き続け
消えずに いつもそこにいる
当たり前の様に そこにいる
2020年11月19日
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