107 George Gershwin ☆ Rhapsody in Blue

【MY FAVORITE SONGS 107(私は音楽でできている)】

 ジョージ・ガーシュインさんは1920~30年代に活躍した米国の作曲家です。いかにもアメリカらしいモダンな曲を作った人のように思います。かすかに名前くらいは知っていましたが、私の中で数々の名曲とは結びついてはいませんでした。それが結びついたのは、ウディ・アレン監督の映画『マンハッタン』(1979年)です。

 『マンハッタン』はモノクロ映画ですが、ニューヨークってやっぱりおしゃれだなって思いました。いまのニューヨークに対する感覚とはだいぶ異なるように思います。当時いた大学の研究室のお姉さまの事務員さんを誘って見に行きました。そのお姉さまに気があったのではなくて、映画の雰囲気に合いそうだったからです。海外に旅行される方だったので、田舎者の私が知らない、ニューヨークの気分を教えてくれそうだったのです。

 ついでにウディ・アレンさんについていうと、米国アカデミー賞に最多12回もノミネートされて、3回(作品賞・監督賞1回、脚本賞3回)受賞しています。私は『アニー・ホール』『インテリア』『マンハッタン』しか見ていませんが、何か男の身勝手な生き方をちょっと斜めから眺めた映画が多いように思います。ウディ・アレンさんはなかなかお騒がせな方でしたが、80歳を過ぎても作品を撮られていて、健在のようです。

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