77 Paul Anka ☆ DIANA

【MY FAVORITE SONGS 77(私は音楽でできている)】
 
 私が生まれた頃の大ヒットで、物心ついたころにはオールディーズに入る曲だったような気がします。しかし、当時は、ヒット曲の寿命がいまよりもずっと長かったので、かなりポピュラーだったと思います。

 「ダイアナ」は日本でも山下敬二郎さんが日本語訳の曲でヒットさせています。若い時分、カラオケに行くと、10歳くらい上の先輩がよく選曲しましたが、皆さん山下敬二郎さんの日本語訳のものでした。それは、私は歌えませんでした。

 1950年代というのは、米国が第2次世界大戦の戦勝国としての自信にあふれていた時代です。テレビで米国のホームドラマを見ると、車や家電製品にあふれた生活が描かれて、豊かさを享受しているように見えました。パックス・アメリカーナの黄金時代ですね。歌っているポール・アンカが明るくて溌溂としています。伸びやかな声が、時代を象徴しているように思います。

 私はのちにベストアルバムで聞いたのですが、「Put your head on my shoulder」「You Are My Destiny」「Kissing On The Phone」「Crazy Love」が好きでした。聞いているとどれも歌いたくなる、元気をもらえる曲です。

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ヒゲリン
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