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ヲタクと老いとインセプション~夢か現か幻か~

こんばんは、突然ですが皆さんは「インセプション」って映画を見たことありますか?実は私…さんざん今は亡き今敏監督のパ○リカのパクリだって言われたせいで逆張りして全く見てなかったんですよね…でもサウスパークが好きなんでインセプション回を見たのは覚えてるんですが、ランディ(主人公スタンリーの父親。学者らしいが何を生計にしているか不明。とにかくやることなすことがイカれている安心・安定のクズ。今は郊外の農場で大麻農場をしてキマっている。クズ…っと)が相変わらずクズだなぁ~~ということしか覚えていなくて…

あと、なんかわかんないけど渡辺謙の娘さんの杏ちゃんに似てるってごくごく稀(1/100000000の確率)に言われるんでなんか杏ちゃんの父親であるケン・ワタナベ氏を見ると「フゥン???」ってなっちゃうんで避けるてたんですよね…あっ私と杏ちゃんはマジで無関係です。これマジでどうでも良いですね。次いこ!

で、インセプションを見たんですよ…マジで訳わかんなくて…これ初見感想意味わからんしなんか脳が疲れた…で合ってるよね!?って不安になりながら感想&考察サイトを見あさって…やっぱり意味が分からなくて「ハァン???」となりつつも「もし今のコレが夢の中だったらど~~~しよ!?(ど~する!?)」ってなっちゃってドキドキしてすごく怖くなって腰痛を抱えながらむせび泣きながら寝ました…すごく…怖かった…。

だってさ!今自分が見てる世界ってさ!誰が現実だって保障してくれるの!!?って思うじゃん?時々…もしかしてハルヒみたいな存在が作り出した世界で私はもしかしたら存在しないんじゃ…とか、この世界は過去にあった世界の再生で私も宇宙の記憶データの一部なんだ…とかなりますよね!!?なりません!!?あ、そう。。。

それではこちらをご覧ください。

無印良品がやってたコラムなんですけど、時々たまにものすごいスピリチュアルっていうかムー?みたいなコト言い出すから大丈夫なのかこれ…って思いながら読んでたんですが、普通に面白いから読んでみて下さい。

無印良品さん、こういうぶっ飛んだのが時々ブチこまれる丁寧な文章のコラム、好きだったんでまた再開してください。宇宙について語ろう。

またすごい話が飛びましたが、とにかく我々が認識している世界って言うのはものすごく不安定で観測してるのは自分しか居ないし、時々唾を無意識で飲み込んでるの忘れて「やべ、意識的に飲むの意識しちゃってる…」みたいな感じで思い出すと「わ~~~ッ!!!」ってなっちゃうんですよね。

それでまぁ最初は意味わかんなかったしすごい疲れたしもう見ないなって思ったんですけどなんとなくもう一回くらい見とこうかなって思ったら、すごい面白くて…え!!?面白くない!!?面白すぎじゃない!!?ってなって。色々補完して理解したら面白くて不安になるくらい面白くて。でもやっぱわかんないとこはわかんないまんまなんですよね~~~。

モルって結局なんだったんですかね。コブは作り出した幻影って言ってたけど、ワンチャン夢の中に残っていた現実のモルの意識だったのかも知れないし。う~~~ん。尾形にとっての優作さんの幽霊だったんですかね。罪悪感・罪の意識の擬人化というか…。アリアドネが居てモルをブチ○してくれなければ、コブもあやうく自分自身の罪悪感に押しつぶされた尾形ルートでしたからね。ヤマネコの死ですよ。

それでまあ一応ハッピーエンド…(KISS)かと思いきや、ベイブレード並みに回転を続けるコマで終わる不穏なエンド。え!?ここも夢の中なの!!?そういやサウスパークのパロ回も不穏な終わり方でしたね。結局あの夢は誰のものだったのか。あのトラウマは誰のものだったのか…うわ~~~!怖い!!!

まあでも見返してみたら舞台設定は難しい感じですがメッセージ性が強くて、すごく刺さる人には刺さる良い映画だと思いました。私はこれ失われた愛から立ち直る男たちの話だと思ってて一人はもちろん主人公のコブなんですけど、実はこれターゲットであるロバートが父親に愛されなかったという後悔を振り切って立ち直っていく話でもあるんですよね。ある意味エデンの東的な…本来ならば父親から与えられる筈の赦しである「ティムシェル」(聖書に書かれた「汝は罪を治めることが"可能"である」という意味の単語)を、後天的にコブが与えてあげるんです。

結局ロバートが植え付けられた記憶は偽の記憶だし、本当のお父さんの真意や遺言も愛されてかなんて誰にも分かんないですよ。本当にマジでただバカ息子だな~って純粋に失望してただけかもしれないし。でもそこにどうやって意味を持って生きていくかっていうのはロバート本人の問題だし、そこに自分の目的(ミッション成功させて前科を消すゾイ!!!)の為とは言えポジティブな意味合いを持たせて後悔させないようにしたコブは、ロバートにとっては最高の救いの神でヒーローだなって思います。少なくとも、確かに植え付けられた嘘ではありますがロバートはこれから前向きに生きていけるわけじゃないですか。本当は誰かからティムシェルを与えられたかったけど後悔したまま精神だけは老人になったコブが、同じように後悔を抱えたまま生きていくであろうロバートにティムシェルを与える…例えそれが嘘であっても、現実の人生は一度きり。父から愛されていたという優しい嘘を抱いて自分らしく生きていこうと決意して生きていくロバート。やっぱりこれ、愛の話なんじゃないかな?私にはメチャクチャ刺さりました。イイハナシダナー;;

だからこれインセプションって良い意味で活用すればすごい良い治療?医療?に使えそうですけどね。トラウマ回復とか。あの世界では産業スパイとか悪用するしか役立てないよ~~~><;;;ってロブは愚痴ってましたけど。どうなんですかね。あと時間が足りない職業の人(漫画家とかクリエイター系)とかがアイディアを練るのに潜ったりとか、いろいろ良いように活用できるように思えますけど…やっぱりリスクが大きいし怖いですよね。モルみたいに夢と現実が混同しちゃうかも知れないし。

検索すると「モル うざい」って出てくるの草なんですけど、マリオン・コティヤールは好きな女優さんなんで許してやってクレメンス。ほんま美しい造形の人よね。おめめも綺麗だし…モルのちょっとクラシックな髪形と小悪魔チックな性格とセクシーなドレスとか眼福でした。だから、モルを消せないし手放せなかったコブの気持ちはめっちゃ分かりますね。だって美しいもん。美しいものが嫌いな人が居て???いや、居ない…。

作中でエディット・ピアフの曲がかかってますが、モルの女優さんが主演で映画を撮っていてこちらも素晴らしいので機会があったら是非見て下さい。あとエコールの女教師役とか。これはちょっと内容が人を選ぶのであまり人におすすめ出来ない…良い映画なんですがね~(´Д⊂ヽ

まあそんな感じでインセプションは良い映画だなって思いました。年老いたケン・ワタナベ氏を見たら、私の中の杏ちゃんがちょっとだけ許してやれやって言ってたので許してやることにします(???)

調べたら今はふたりが良好な関係になってたみたいで安心しました…杏ちゃん、ほんまいい子なんにほんまに大変な人生ですからね…ロバートは無理だったけどお父さんと良好な関係を築いて幸せになって欲しい…(´;ω;`)ウルウル

なんかインセプション見た後にこれ聞きたくなって。人生=夢=長く短い祭り…みたいな…!!?

モル(幻覚)のイメソンはこれですね ほのぼのちゃんのお~ま~ま~ごとおままごと♪これマジでモルにぴったりじゃないですか!!?(天才かな!!?)

もしインセプションがあったら、あなただったらどうしますか?
私だったら…たぶん虚無で永遠に自分の理想の王国を作って現実には戻らないと思います。何故なら私は…あつ森廃人だから…クリエイト系ずっとやってる気がしますね。マイクラはやったことないんですが、マジでドハマりして怖そうなんでやめときます。無限にバウハウスの建物を建ててしまう。

ヘッダーはいつものぱくたそさんです。東京という夢と幻…


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