
年始年末の辛さの正体は?〜冬季うつには負けたくない〜
あけましておめでとうございます。2025年になったら何か自分の中で変わるのかなって期待してましたが、当たり前ですがそんなにすぐには変わりません。
テレビを付ければあけおめおめでたいムードで、それが全く楽しめない自分はやっぱり未だ駄目なのかなと勝手に被害者意識になる。
毎年のことだが、寒くなると心も体も精神も本当に辛い。それは寒くなってカロリーがたくさん居るからエネルギー不足だからだし、日光不足でビタミンDが精製されずにセロトニン不足だとか、理屈やエビデンスでは分かってる。でもとにかく辛い。寒いのが辛い 。寒くなるのが辛い。寒くなると悲しいことばかり思い出すから辛い。
離婚したのは秋だが、やっぱり辛い。そこから少し秋を堪能すると去年亡くなった同級生や、界隈では有名だったコスプレイヤーさんが亡くなったのを思い出す。やっぱり、多少なりとも関わりがあって顔を知っている人の訃報は堪える。そうして本格的に寒くなる頃に父の命日が来る。母は未だに毎日命日だと言うが、私はやはり寒くなると病院の送り迎えを思い出す。私も父も寒いのは大嫌いだ。大嫌いな冬に亡くなった父を、寒くなると必然的に思い出す。そうしてああいやだなぁと思っているうちにクリスマスが来る。クリスマスが苦手だ。特にワムの歌なんか聴くとおかしくなりそうになる。世間はキラキラ賑やかみんなにこにこ。自分も幸せで居ないといけない、そんな気さえしてくる。そうして年始年末を迎える。特に、何も無い。とにかく寒いのをやり過ごす。冬を越す。悲しいこと、辛いことに呑まれたくない。真っ黒い吹雪みたいな渦から出られなくなるのが怖い。
とにかく暖かくする、暗く悲しいニュースは見ない、ちゃんと食べる。寝る。薬飲む。これしか出来ない。これすらも出来ない時もある。とにかく辛い。寒さで思考停止する。お風呂に入る。少し楽になる。生きている中で今一番幸せな瞬間だ。ずっとお風呂に居たい。洗面所は寒い。自室も寒い。とにかく、寒いんだ。寒いのは嫌いなんだ。悲しいことばかり思い出すから。
愚痴納めを書いて早々、それでも初日はなんとかやり過ごした。でも二日目あたりから目に見えておかしくなり、三日目四日目からは涙が止まらず溢れ出るようになった。何が辛いんだろう。ままならない自分の心身と人生。ぐるぐると不幸なコマしかないマップを回っている感覚。脱したい。でも怖い。頑張っても、また傷付いたり悲しむだけなんじゃ無いかって。生きてるって意味ないんじゃないかって。生きてるって何だろうって。先代猫が亡くなった時、だんだんと冷えて硬くなる身体を抱きしめらながらぼんやりと悟った。ああそうか、生きてるって柔らかくて温かいことなんだ。だから冷えて硬くなる冬は嫌いで、暖かく柔らかくなるお風呂や布団の中が好きなんだ。私は、暖かくて柔らかいものが好きなんだ。そうなんだ。今知った。
年始年末辛いのは、何も私だけじゃない。ネットには寒くなるから暖かくしよう!寒いとネガティブになるとたくさん書いてある。冬季うつの存在も知られてきている。ピーター博士みたいに、あまりに寒いから日本に来ている人も居る。スウェーデン、寒いなんてもんじゃないんだろう。だから頭の良し悪しとか精神の強さではなく、ピーター博士だって寒くておかしくなっちゃうんだから。私がおかしくなるのは当たり前なんだ。ピーター博士、根拠をありがとう。
今日も相変わらず涙が止まらない。何が悲しいのか分からない。自分でも止められない。でもそれで良いんだと思う。今まで忙しくて辛さや悲しさを見て見ぬふりして来た、悲しみ後払いが今来てるんだと思う。悲しい、辛いって感じたら負け!みたいな強がりで出来た殻がようやく解けて、むき出しの全裸の私が体育座りでずっと泣いている。ほんまにしんどい時は、そんなイメージだ。
人生にもしターニングポイントがあるとしたら、それは父の病気だろう。益体ないことだが、もし違っていたらどうなるかの無益な思考実験が止まらない。無駄だとわかっているのに、あの時ああだったらこうだったらと、貯金と未来を食い潰しながら自分を慰めている時間。すごく虚しいしやるせないしやめたいのにやめられない。可哀想な自分を憐れむことをやめられない。
人には迷惑かけたくないし心配かけたくない。ヤバい人間だって思われたくない。だから必死で普通のフリして余計に疲れて。笑顔が引き攣って辛いのにやめられない。
最近ようやく自分を責めたり、妄想の中で色んな人に責められる時間が減ってきたと思ったのに。良くなってきたのにいきなりまた始めからやり直しみたいだ。もう深くて暗い穴には入りたくない。お日様を浴びたり空気が美味しかったり家があるし家族も未だいることを喜びたい。どうしてバッドばかりなるんだろう。たまにはアガりたい。
木田さんの昔のブログを読んで、カテゴリも内容も一貫性無い文章書いて良いんだって。だって現にそれが刺さって私はスクショしまくっている。木田さんの天使と悪魔が同居する魂から吐き出されるむき出しのパンチラインによるパンチ中毒だ。木田さんは令和の太宰か萩原朔太郎だと思う。だから、ハネて欲しいな。
明日は郵便局行って病院行って薬貰ってまた病院だ。忙しい。泣いてる暇ない。やっぱり暇が良くないのかな。あんなに暇になりたかったのに。今は何見ても空っぽで、たまにワクワクするけどとにかく虚しい。
離婚とか息子のこととかお母さんとの関係とか色々辛くて、仕事に逃げて楽だったし楽しかったツケなのかな。自分と自分の家族に向き合わなかった罰なのかな。もう罰ゲームみたいな毎日は嫌だから、そろそろ幸せになりたいよ。幸せっていうのはあちらからは来ないから、自分で探して捕まえていくしかない。傷付いてまた失敗しても良いから。私はもう不幸マップでぐるぐるすんのやだよ。飽きたし。明日ちゃんと起きよう、ゴミ捨てよう。小さな頑張ったこと、積み重ねていこう。心臓がドキドキしてる。暖かくて柔らかい、私の身体は未だ生きてるんだなって思う。早く暖かくなって欲しい。冬は辛いんだ。キツいんだ。
悲しいこと、早く薄まって欲しい。忘れたくないけど、体に毒だ。泣きすぎると、寿命減った気がする。
やだな、生きたいな。未だ猫居るしご飯あげなきゃいけないし、息子が大きくなったとこみたいな。一人で戦えるようになるまで側に居たいし、まだまだ一緒に遊びたいな。チャリ漕いで公園行ってジュース飲みたいな。たくさん甘やかしたり叱ったりして喧嘩したり仲直りしたりふざけたりオナラしたりイタズラしたり変な歌歌ったり妄想したりぬいぐるみで戦ったりしよう。
もう頭がおかしい伯母さんの相手しなくていいのかな。良いよね。もう巻き込まないで。執着されるの辛いね。好きでも嫌いでも、ほどほどが良いね。
感情が溢れて言葉が溢れて涙が止まらない。今日は怖い夢見たくないな。見ませんように。