わたしが予防医療を大切だと思う理由。 予防医療×データ×AI で魅力的な近未来を想像する
予防医療に力を入れるアメリカ
日本には医療保険制度というものがあり、国民はだいたい3割自己負担で医療を受けることができます。
ではアメリカではどうでしょう?
アメリカにはこのような制度がないため、国民は民間の保険に入ります。
民間保険に入っていないと、いざ病気になったとき全額自己負担で医療を受けなければいけません。
アメリカの貧困層では民間保険料が高額なため、無保険という人も多いようです。
診療内容によりますが、外来診療で5万円なんて当たり前だそうです。
コロナウイルスがあれだけ拡散した背景には、このような国民が医療にかかりにくい、という背景もあるのでしょう。
このようなシステムなのでアメリカでは悪くなったら治すのはもちろんですが、悪くならないように未然に防ぐという考えのほうがはるかに大事になってきます。
国をあげて予防医療に力を入れているのです。
日本の医療保険制度も永久には続かない
さて、このアメリカの話は他人事ではありません。
日本でも少子高齢化の加速から、年金制度同様に医療保険制度も切迫してきています。
医療保険制度がなくなる、ということは考え辛いかもしれませんが、消費税同様3割が4割に、そして5割に・・ と自己負担額が増大していく可能性は大いに考えられます。
自己負担額増大の理由としては他にも日米のFTA問題なども考えられます。
今回のコロナ禍では、病院に行くことでウィルスに罹患したり、ウィルスを広めたりということがありました。
つまり、自宅療養で治せるような病気では病院に来ないで(医療費を使わないで)、というスタンスになっていくのでしょう。
日本の医療も雇用と同じように、段々と欧米化していくのでしょうね。
私個人の意見としては、医療保険制度は日本が誇れる優秀な制度だと思います。
海外では貧困のため医療を受けられずに死亡する人も多くいます。
医療保険制度自体は絶対になくしてはならない制度だと思っています。
しかし、医療保険制度があるために、たいした病気じゃなくても安心のために病院に行く人もいます。
コロナ以前では、整形クリニックの開店前に高齢者が列を作って世間話をしているという光景も見られました。
また、医者が利益のために必要性の低い検査や薬を処方するというようなこともあります。
このような点を考えると、これからは予防医療に力を置き、医療にかかる機会を減らそうというのはある意味よい傾向だと思います。
せっかくなら楽しく想像しよう
予防医療の意識を高めることで、自分の体は自分で守るんだ!という考えに変えていきましょう。
癌や糖尿病、感染症・メンタル疾患など日ごろの生活習慣を変える事で罹患率を下げることができる疾病は多いです。
ヨガ教室でオシャレに運動したり、食を通じた予防医療や食育は自分の生活を魅力的に変えてくれます。
また、医療が科学的根拠に基づいて行われているように、予防医療にも科学的根拠は大切です。
知識を得ることで健康になれるのなら学習へのモチベーションもUPしそうですね。
未来の話になりますが、これからIT業界はまだまだ成長していくでしょう。
予防医療の世界でも、予防医療×データ×AI で出来ることがどんどん増えていくと思われます。
医療制度崩壊など暗い話題を考えるより、予防医療で健康になって、みんな身体面も精神面も生き生きと生活できる、そんな未来を想像したいですね。
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