元作詞家の〝チョイ長〟呟き…関係性
「付かず離れず」という言葉が好きです。大抵は人と人との関係性に用いられますが、身の回りの物質との関わりにも言えることで、要は執着のない自然な関わり方なのだと思います。
以前アーティストのプロデュースに携わった際、記事にもしました、私にデビューの機会を下さった酒井政利氏にプロデュース業に一番必要なことは何かと伺ったことがあります。酒井氏が即答で下さったご助言は、アーティストとの〝付かず離れずの関係〟を大切にすることでした。入り込み過ぎず適度な距離感を持ちながら互いの特性を分かち合う、そういった意味でおっしゃったかと思います。
「大好きだから何でもあげる、してあげる」
これ愛情で
「大好きだからこそ時には小言も言うし与えるとも限らない」
これが愛
もっと究極に
「たとえ側に居なくても愛と共にじっと見守る。愛する人の存在に至福を感じる」
悟りの境地か、これ慈愛
以上で言えば理想は〝慈愛〟でしょうが人間なら〝愛〟のある関係性でしょうか?
夫婦、恋人、家族、友人…
あらゆる人間関係に於いてヒントになるアイディアかと。
お互いの個性と、ある意味自由を尊重し合える適度な距離感。
付かず離れず…愛する方々との関係は良好ですか?