自己紹介〜元作詞家
夢を捨てた元作詞家オヤジがもう一度…細々色々書いてみます
作詞から離れて
音楽業界では20年弱お世話になりました。もう書くこと、作詞を離れて同じく20年近くになります。幾つかあるそこを離れた理由の中でも、最も大きかったのは自信の喪失だったのかと思います。仕事として書くことが、プレッシャーからか何時しか苦痛になり楽しくなくなっていました。当初は思い付くままに生き生きと走ったペンが、徐々に重くなっていきました。併せて時代の変化と共に、私の様な二流?三流?職業作家の仕事は淘汰されていったのです。あの手この手を考えて、何とかやりくりする状況の中、最後に道を変える決断をしました。
挫 折
今になって思うのは、何かを狙いに行き始めたのかと思います。もちろんその時期には気付いていません。素直に書けなくなったと言うよりは、書かなくなったんだと思います。要は結果、成果を意識している。新人の投手が、よく分からないけど持ってるボールを夢中で投げる活きの良さがなくなって、ちょっと苦しい場面を上手くこなそうと、所謂ボールを置きにいくことをしてしまった…そんな感じでしょうか。日増しに書けなくなりました。結果完全に自信を失いました。
混迷 / 逃避
音楽業界から距離を取るに留まらず、音楽そのものも聴かなくなりました。テレビの音楽番組は意識的にチャンネルを変えました。思い込み、捉え方とは言え、敗者のコンプレックスがしっかりと腹の底に根付いてしまっていたのです。そもそもの“音楽好き”ですから、その後も好きな音源に少しずつ触れてはいましたが、相変わらず音楽番組や、巷から聞こえて来るアーティストの情報等は意識的に避け続けていました。
この場所でもう一度書いてみようかと
そんな中、ある時このサイトの存在を知り、隠していた小さなスイッチが入ったと言うか…「改めて内側に湧くものを表現してみたい」という衝動に駆られたものの、いざとなると不思議と手に付かず、それからも大分時間が経過…やっと今この時期になって始めることを決心しました。「とりあえず始めてみれば何かがまた変わるかも」とあまり難しく考えないで。書くということそのものへの緊張感が一つ目のハードルでした。無論、こういった場への投稿という経験もありません。
発信すること “思い~表現~広げる”
書くだけならば、独自にやればいい話ですが、この度はそれを発信することに拘っています。どれだけの方の目に留まるかとか、先ずは上手くやれるかとか、深く考えることなく、内にあるものを外に出して更に広げてみる。そこで自分若しくは身の回りに何か化学反応が起きるのか?…それが自分なりのテーマです。これまでの作詞家としての活動とは異なりますが、感じたことをありのままに表現(書く)しお伝えしていこうと思います。
内容については、当時の思い出やそこで感じていたこと等の雑記、過去の作品、何か浮かべば音源はありませんが新作…思うままに並べてみようかと考えています。
慣れない作業ですが、もしも何方かの目に留まることがあれば…何卒宜しくお願い致します。