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ロンドン プロムスとシェイクスピアとグッドオーメンズ

この夏、アマゾン・プライムビデオで配信された「グッドオーメンズ」というドラマにハマってしまいました。

原作となる作品は、約30年前からあるイギリスでは有名&人気の児童文学だそうですが、私はこの度知りました。
BBCとアマゾンが制作に関わっているので、プロモーションも6話で完結するドラマの規模とは思えない程豪華だったようで、ドイツの私の住む街でも配信前後は街中にポスターが貼られていました。

その時に見て気になったんですよね、何も知らなかったんですが、ポスターのビジュアルから「なんか好き…だけどこれはハマったらやばいヤツな気がする」って思ったんです。オタクの勘です。
そしてそういう勘って当たるんですよ…だから手を出さんとこ、って思ったんですが我慢できず、このざまです。
でも新しい世界が開けてとても楽しいので本望です。
グッドオーメンズとは(ウィキへ)

前置きが長くなりましたが、そういう訳で8月末と10月にロンドンへ行ってきました。
グッドオーメンズはロンドンが舞台なので、ロンドンいけるぞー!ってだけでワクワクです。
8月末は旦那さんと、プロムスとバッキンガム宮殿の見学がメインでした。

まずはプロムスから。
プロムスとは。(ウィキへ)
ロンドンの夏の風物詩的なイベントです。こういうの、さすがだと思います。
気軽に上質な文化に触れられる機会が、イギリスは本当に多い。ミュージアムが無料ってのもそういう事ですよね。未来への投資でもあると思いますが、日本では貴重な文化財にマジック使うとか燃やすとかニュースで聞いたばかりなので、文化を守り育む事に熱心な国は純粋に羨ましい。

さてさて、会場はロイヤルアルバートホールです。

パリのオペラ座とはまた違いますが、ここもすーごい綺麗な会場!そして広い!
ここがほぼ全て埋まるんですよ。
私は現代交響曲というものにとんと疎く、映画の音楽やゲームの荘厳なBGM(ボス戦とか)みたいだなぁ…と聴いていました。
(旦那さんは知っていたのか、調べて知ったのかわかりませんが、ご存知なようでした)

座席も立ち見から軽食付きのバルコニー席まで何種類かありまして、アリーナエリアが一番安い立ち見なんですよ!これは後に紹介するグローブ座も同じで、ファンからすると近いしめっちゃいい場所だと思うんですが…
通の方やたくさん観たい!という人には有難いチープな立ち見システムです。

バッキンガム宮殿は夏の間は女王が不在のため一般公開されています。
実際に公務で使用されているものなので、普通なら一般人がのこのこ入れる所ではないんですが…太っ腹で御座います。
まぁ実際のところ、入場料やグッズの売り上げなどは宮殿や王室コレクションを管理するための貴重な財源となっているそうです。
宮殿内は撮影禁止なので画像は無いのですが、これは頑張って観に行っても損はないです。
全てが素晴らしかった。
壁紙やカーペット、ソファやカーテンなどのテキスタイル、晩餐用の食器、照明、家具……この辺のオタクには時にたまらないでしょう。
本物ってすごい。

ロイヤルベビー誕生記念で出た柄がすごく可愛くて、何とかピルケース的なものだけ残っていたのでお買い上げです。
わかります?紋章のライオンとユニコーンが赤ちゃんなんですよ…。
お土産もいちいち可愛いので、お財布をしっかりあたためて行ってください(笑)
ここで買ったショートブレッドがやたら美味しかったんですが…何処製なんだろう。

バッキンガム宮殿からすぐのセントジェームズパークは、もうグッドオーメンズのロケ地です。
長くなりそうなので、何回かに分けてお送りしますね〜ひとまず今日はこれにて。

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