我流風景写真の心得

 3年前までは朝起きて、どこのポイントで撮影するかを、今まで撮影した写真、季節、朝日が登る位置を参考にしていた。写真はFlickerにストックしているのでARCHIVEから同じ時期を探し出す。その辺り一週間位を見て、お天気と波を参考に朝の海に出かける事も多い。

写真はイメージやストーリーを考えて、撮ることも多いけど、そんな自分の思うようには自然も含め動いてくれるわけではない。偶然が重なって一期一会で素晴らしいショットに巡りあうこともある。

でも、過去のデータの積み重ねを参考にすることにより少しだけど、イメージ、ストーリーに合致した写真が撮れる確率は確かに上がってくる。

ここのポイントも12月に入ると僕がイメージしているショットを撮れる確率はグッと上がるだろう！でも波や雲が無かったりすると半減するけどね.....「どんなイメージなの？」って聞かれそうだけどそれは撮れた時の写真を見れば一目瞭然だと思う。

現在、LEICA Qを持って健康のためウオーキングをしているので、以前のように湘南を西へ東へと自転車で走り回るようなことはなくなった。しかし自転車では気が付かなかった道端にきれいな花が咲いているのに気づいたりする。水平線の見える湘南の風景も素晴らしいが、道端でふと目に止まったものを撮るのも楽しいと思えるようになった。気楽に持って出れるカメラとウオーキングで新しい見方が加わった。