2024年、買ってよかったもの
年末なので今年買ってよかったものを自慢したいと思います。よかったと思ってるのは僕だけかもしれないので、つられて買ってしまって後悔させたらごめん。
ジョギングシューズ
マラソン用のシューズは壊れるまで履くようにしているのでもう何年も買っていなかった。トレラン用のシューズはよく壊れるのだけれど、ロード用のシューズは底が減ってスポンジが出てても(まだいける)と粘ってしまうのだ。
久しぶりにシューズを買いに行ったところ、時代は流れ、店内は厚底シューズがメインになっていた。以前履いていたアディダスのアディゼロですら新型は厚くなっている。
薄底で峠走をしたかったので、ずっと憧れていたアシックスのターサーというシューズを買った。よく知らないけどターサーの中でもマイルドなモデルだと思う。
ジョギングといえば今年は走っているところをGoogleマップに載せてもらったこともいい思い出である。
来年も走りたい。タイムとかレースの目標はとくにないけど、ケガなくずっと走れるといいなと思う。
猫グッズ
数ある猫グッズの中でも、うちの猫に今年いちばん評判がよかったのがこのカインズのヒーターである。
猫の体温に合わせて温めてくれるのだとか。買ってからずっと電源つけっぱなしである。そのくらい猫が気に入ってくれた。一日使っても電気代は3円くらいと省エネなのもいい。
本
今年もたくさん読んだけど、読み終えたものから処分してしまうので手元にはほとんど残っていない。
電子書籍の方が買いに行く手間が省けて楽なんじゃないかと思いkindleを買ってみた。
kindleを買っても結局小説は紙の本をメインで読んだ。でもマンガはkindleのセールでいくつか買った。「チ。」という地動説のマンガが面白かったし藤子不二雄のSF短編集もまとめてkindleで買った。kindleで買っておけばいつでも読める、という安心感というか満足感が確かにある。
紙の本だとついこの前読み終えた「極楽征夷大将軍」が面白かった。足利尊氏の話で、舞台が主に鎌倉なのもご近所感あってよかった。
いまさらだけど山崎豊子「沈まぬ太陽」もようやく読み終えた。長く、苦しく、救われない話だった。ページをめくるのがつらくて手が止まることが何度もあった。
他にも今年読んだ中だと「夏物語」「戦争は女の顔をしていない」「存在のすべてを」「歌われなかった海賊へ」「忘れられた巨人」このあたりをよく覚えている。アガサクリスティーと中山七里、Kディックもいくつか読んだ。
楽器
近所の人から「子どもが使わなくなったから」というベースを1000円で買った。
そのままでは壊れていて使えなかったので少しずつ整備して、ようやく音が出るようになった。
高校の頃に友だちとコピーバンドを組んで学際に出たのだけれど、その時にも僕はベースを弾いていたのだ。バンドやりたいけどギターもドラムもやったことない僕は、ベースを勧められた。TAB譜というのを忠実に追えば学際までに間に合うから、と。
あれからギターを練習したりピアノを練習したりして、なんとなく楽譜とか音楽に慣れてきたこともあるのだろう。何十年かぶりのベースはあの頃とまったく違った感覚で、うれしくてそれから毎日練習している。
音楽
去年アップルミュージックに加入してからというもの、音楽はもっぱら配信がメインになってしまったのだけれど、配信に乗ってこない音楽なんかももちろん存在していて、そういう作品を聞くために中古のCDプレーヤーを買った。
フリマアプリで2000円だったのだけれど、これがFMラジオまで聴けてすごく良かった。USB電源のほかに乾電池で動くのもいい。これに好きなCDを3枚くらい持って電車で旅行したい。
化粧品
化粧品の類は無印のてきとうなやつを無意識に使ってきたのだけれど、今年タイに住む友だちからもらったこれがよかった。
中はミョウバンのかたまりがそのまま入っていて、脇とか汗かきそうなところに塗るというか滑らせるとだいたい一日中汗をかかない。
タイって暑いから制汗剤とかどうしてるのかなと思っていたのだけれど、これを使っているらしいです。半年使ってもまったく減る様子がないので心配はしていないのだけれど、なくなったら日本でも手に入るのだろうか。なくなる前にタイに行っていくつか買っておきたいくらい良い。
カメラ部門
今年はあまりカメラを買わなかった。
毎年、嫌なことがあると反動でカメラを買っていたように思うが、今年は会社員をやめてフリーランスの立場になったこともあってか、カメラに逃げるほどのストレスがなかったのだろう。
うそである。
単にお金がなかっただけだと思う。加えてどうしてもほしいカメラが出なかった。これは僕のカメラに対する興味が失われたわけではなく、僕の趣味と各メーカーのおもわくとが年々ずれていった結果、ついに買いたいカメラがなくなってしまったのである。
そんな中、今年買ってよかったのがこのキヤノンの古いレンズ。
世間の流れ的には完全にミラーレスが優勢なのだろうが、僕は一眼レフが好きだし、なによりこのレンズがずっとほしかったのだ。だから流れとか気にせず買った。そしたらやっぱりすごくよかった。
でかくて重くて寄れなくて、今の基準からするといいとこなしに思えるが、代わりにこのレンズで撮る写真が最高に好きなので、いつでも撮れるように常にそのへんに転がしています。
レンズはもう一本、Light Lens Labのnoctilucentというのを買った。
これは使いこなすのが本当に難しくて気に入っている。古いレンズを古い技術のまま復刻したものなので、どう撮っても古くさい写真が撮れるのだ。これもいつでも使えるよう、カメラにつけっぱなしにしてある。
あとこれはまだ使っていないので買ってよかったかどうか判断しにくいのだけれど、年末にRICOHのGRⅢxが届いた。
GRはフィルムの時代からGRデジタルを経てAPS-CのGR、GRⅡ、GRⅢとずっと使ってきた。そこにはじめて40ミリのⅢxがラインナップされたのだ。
買わなきゃと思っていたのだけれど、どの店にも在庫がなくて買えなかった。そんなおり、株主優待抽選というものがあって(僕はRICOHの株主なんです。応援しています)、それに応募したらまんまと当たったのである。
僕のGRの歴史にまた一つ仲間が加わった。来年たくさん使って、また年末に買ってよかったものとして正式に紹介できたらいいなと思う。
服
服はあまり買わなかった。夏が長かったので基本的にずっとTシャツだったからかもしれない。チャンピオンのT1011というなんでもないTシャツを何枚か買ったくらい。
それでもこの前福岡で買ったこのジャケットは気に入っている。寒くなったら着たい。
時計
普段はほぼ毎日ガーミンを付けているのだけれど、ガーミンを付けていると走らなきゃいけない気分になる。
それは「運動させる」というガーミンの役割りを完全に果たしているわけだけれど、たまに休みたい時につける小さな時計が欲しかったのだ。
たまたま見つけたこの古いオメガの手巻きが小さくて良かった。
放っておくとゼンマイが切れて止まっているし、動いていても日に1分くらいずつ遅れるのが可愛くていい。今の時計ではこうはいかない。
番外
あとこれは買ったものではないのだけれど、近所の家が庭のユーカリを切ったからあげる、というのでもらったものを、適当に束ねて窓際とか玄関に置いたりぶら下げたりしていた。
庭に生えた雑草は親の仇とばかりに目を吊り上げて抜いてまわるのに、家の中に緑があるのは歓迎なのは身勝手である。ユーカリはほんのり海外の山みたいな香りがしてよかったです。
あとは今年は移動とか食事にお金を使ったように思う。北海道、沖縄、九州、愛知、東北、いろいろ行った。物は残っていないけど、楽しかったなあ美味しかったなあ、という記憶はずっとある。
はじめて入ったお店がいいお店だったりするとこれもうれしい。今年は友だちが近くに引っ越してきたので一緒に行ったカフェが居心地よくてうれしかった。
来年も楽しみである。