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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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最近読んだ本と撮った写真

毎日なにかしらの本を読んで、何枚かの写真を撮っている。

これは誰かに見せたり話したりするためではなく、単に好きで続けている活動なわけだけれど、せっかくnoteみたいな書く場所があるので、読んだ本とか撮った写真を、思いついたときに書き記しておきたいと思う。

本はほとんどがブックオフ、たまにkindle。写真はほとんどがiPhone、たまにLeicaとLight Lens Labの35ミリ。ミステリーとモノクロ写真が好きです。

なんでもない景色に光がさして影ができると印象的に写るのがおもしろい

「母性」というのは自分に子どもができると自動的に身につくものなのだろうか。

たぶんそんな単純なものではなくて、親子という枠のなかで傷つけあいながら、いつのまにか胸の中で成長しているものなのかもしれない。

善良さってなんだっけ、と考え直したくなる話。自分の思う善良さは誰かにとっては邪悪さととらえられているのかもしれない。

なんでそこに、という場所にいたりするのが猫

つらいエピソードのはずなのに、あっけらかんとした語り口が救いとなって幸せな読了感につながるという面白い話。しゃべる鳥のネネが賢くて可愛い。蕎麦が食べたくなる。

「傲慢と善良」につづいて東日本大震災が大きな位置を占める話。

あの日僕たちがテレビで見た光景は、世界中の人の目に焦げ跡のように焼き付いていて、それを語るときには共通言語として同じ感情を共有できるのだ。

光と影、それから矢印が好きでよく撮っている

アガサクリスティーは家にあるのを手あたり次第読んでいるので、どれを読んでどれをまだ読んでいないのかわからなくなってしまっている。

アクロイド殺しはもう何度も読んだ話なんだけど、何度読んでも最後まで面白いのがすごい。有名な話なのでネタバレしちゃうと、最終的に物語の語り手が犯人なのである。そんなのありかよと思う。

アガサクリスティーを読んだあとに東野圭吾を読むと、速度感の違いをすごく感じる。クリスティーはマラソン2時間半くらいで走るエリートランナーの書き口、一方東野圭吾は5時間かかってもいいからとにかく楽しく完走したい、そんな感じ。ベクトルは違えど、どちらもランナーとして正しい。

これも光と影

死んだはずのホームズが実は日本に来ていて伊藤博文と会っていた、という話。むちゃくちゃだけどホームズならあり得るかもな、と思わせる力技の展開がしびれる。

島田荘司はホームズと夏目漱石をロンドンで会わせていた。

みんなホームズが好きすぎると思う。僕はどちらかというとポワロの方が好きなんだけど、キャラクターが立っているのはやっぱりホームズなのだろう。


今月はフィルムカメラ2台にフィルムを入れてちょっとだけ撮ったけどまだ撮り終えていない。ちょっとだけ読んで放置してる小説もいくつかある。

趣味なんだから、まあそんな感じでいいんじゃないかとも思う。


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安藤昌教
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