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【タイトル別】ゲーセンの思い出

転職、結婚、コロナといろいろな要因もあり、足が遠のいてしまったが私はゲームセンターが大好きでよく通っていた。中学生の時に部活動を辞めて暇つぶしで始めたゲーセン通い。

今日は、色々と遊んだゲームタイトルを思い出を語りたい。

(過去にもゲーセン思い出話を語ってます、よかったらコチラもぜひ)

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・機動戦士ガンダム 連邦 VS ジオン

PS2での家庭用も名作として有名だが、コチラはアーケードでも非常に人気の作品だった。私は「ガンダム」という作品の知識はほぼ皆無だったが、友人の家に遊びにいけば、人気ゆえにこのゲームをやる機会が非常に多く、そのうち「俺強いんじゃね」という思いが芽生えて、ゲーセンでアーケードをプレイすることとなる。

このゲームは、モビルスールと呼ばれるロボットを操作して戦う、シューティングアクションゲーム。モビルスーツ毎にコストが設定されており、強力な機体はそれ相応の高いコストが設定されており、撃破されることで設定されたコストを失う。所持しているコストが0以下になればその時点で負けというゲーム性だ。

2 vs 2 のチーム制のため、チームでの総コストのバランスを考える必要性もあった。

最もコストの高い機体「ガンダム」
最も低いコストの機体「ボール」

私は比較的コストの高い機体を好んで使っていたのだが、とある日にゲーセンでの対戦で低コストの機体「アッガイ」にボッコボコにされた。

小ジャンプを小刻みにしながら射撃を行うことで、隙を最小限にしながら継続的な攻めを行ってきたお相手のプレイスキルに中学生の私は、ビビり散らかした。

同級生の家でやる対戦では見ることない、そもそも誰も知らない動きだったので速攻マネして友人との対戦で「アッガイ」を使いまくった。

愛らしい見た目からコアな人気があり、後継作品にも登場しまくる

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・機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ

またガンダムかい!ってなるかもしれないが名作なので許してちょ。

前作「連邦vsジオン」から新要素である「可変機体」「ハイパーコンビネーション」という必殺技のようなものが追加された。

前作と比べて、細かいテクニックや特定の攻撃から次の攻撃が確定でつながるコンボが実践的にあったり、より深いやり込み要素があった。

ズンダ撃ちとかいうと覚えている人もいるかもしれない。

私は「アッシマー」という機体を好んで使っていた。大型のビームライフルが強力で、近距離戦用の装備はないものの特殊格闘ででる「ドロップキック」のような技が追尾性が高く強かった。

可変機体で、変形すると画像後ろにあるようなドローンのような形状になる

友人との家ゲー対戦では私のアッシマーは猛威を振るっていた。連邦vsジオンのときと同様に「俺、強くね」と思った私はゲーセンに意気揚々と向かった。

しかし、リーマンの操る低コスト機体「リックディアス」に何もできずに
ボコボコにされた。ビックリするぐらい手も足も出なかったので大人ってやっぱすげーやぁって思い知らされた。

赤と黒の2種類あり、赤のほうにボコられました。

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・GUILTY GEAR XX Λ CORE -ACCENT CORE-

懐かしいキャラセレ画面

アークシステムワークス製作の2D格闘ゲーム。私が初めてゲーセンで触れた格闘ゲームは、この「ギルティギア」シリーズの過去作なのだが対人での対戦などガッツリやりこんだのはこの作品から。

アクセントコア、という名前だが「アクシデントコア」という異名がつくぐらいぶっ飛んだゲームバランスであった。

ふとしたアクションで体力が消し飛ぶので、勝てないとすぐに金が尽きるゲームだった。幸い私が以前から好んで使っていたキャラクターである、「テスタメント」は最強クラスの性能だったため、そこそこ楽しんで勝つことができた。

テスタメント…今作で追加されたバッドランズという必殺技があまりに強すぎた

しかし、今作かた追加された25%のゲージ消費で出せる特殊必殺技がとにかく凶悪で、「スレイヤー」「紗夢」などのキャラは特に犯罪的な技を所持していた。

思考停止でとりあえず撃って当たったら4割コンボ余裕です、みたいな犯罪行為はあまりに横行していたし、私もやりまくった。だって強いんだもん。

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・BLAZBLUE CALAMITY TRIGGER / CONTINUUM SHIFT

1作目:CALAMITY TRIGGER
2作目:CONTINUUM SHIFT

こちらもアークシステムワークス製作の2D格闘ゲーム。主人公格のキャラである「ラグナ」の声優があの「杉田智和」さん。当時、ハルヒを見ていた私はこのゲームに触れる一押しになっていた。他にも植田佳奈さんや斎藤千和さんなどがCVを務めており、声優陣は豪華だった。

中二病要素をこれでもかと詰め込んだキャラ

アークシステムワークスの2D格闘ゲームの特徴としては、連続で攻撃を当てる「コンボ」と呼ばれるものが多彩かつ、なんならあまりに長すぎて欠伸がでちゃいそうなぐらいのものがチラほらある。

また攻め側がとにかく有利になる、という大味なゲームになっている。

「ギルティギア」シリーズは過去作の積み重ねがある古参のプレイヤーにはどうしても勝てなかったのだが、完全な新規タイトルだったためにスタートラインが同じであれば暇な学生はそりゃ強い。

私は、「ジン」というそこまで強くないキャラを使っていたがめちゃめちゃ勝てた。勝ちすぎて連戦してきた学生を悉くボコボコにした結果、三人に筐体を囲まれたり、オッサンにリアルファイトを仕掛けられかけたこともあった。

しかし、このゲーム。2D格闘ゲーム史でも屈指の最強キャラがいた。それが「アラクネ」だ。

あまりにも理不尽だった

特定の攻撃をあてることで、相手を「烙印」状態にできるこのキャラは、「烙印」状態になった瞬間にほぼ勝ちが確定するといっても過言ではないほど強い。画面上を上下左右から蟲が飛び回るようになり、なにかにひっかかれば半分減らされてまた「烙印」状態に。

他にも空中投げと空中ガード不能技を重ねて、10割コンボをする「カルル」など時間の経過とともに開発が進んでこのゲームは世紀末となった。

2作目となるCONTINUUM SHIFTにて、アラクネやカルルは弱体化されたが(それでも強かったけど)、上位キャラとして台頭してきた「ライチ」「ラグナ」らへんがとにかく強くて

特に「ライチ」は長いけん制からの高火力コンボに、棒を使った起き攻め、超必殺技を使った表裏にノーゲージの切り替えしなど、なんでも持っている最強スタンダードキャラだった。

「BLAZBLUE」はこの後もシリーズが続いたが私がプレイしなかったのは、「アラクネ」「カルル」「ライチ」。この3キャラにボコられまくったからだろう。

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・AC 北斗の拳

これまたアークシステムワークス製作の2D格闘ゲーム。北斗の拳といえば、「世紀末」というワードが頭に浮かぶだろうが、このゲームは内容も世紀末であった。

格闘ゲームはどうしてもキャラの強い弱いといった格差が発生してしまうものなのだが、このゲームは強いキャラ弱いキャラ、全部のキャラクターが10割コンボ(即死)を所有している。もちろんキャラによって難易度や状況は限定されるが、対戦の中で10割コンボが火を吹くことは日常茶飯事だった。

また死兆星システムという物騒なシステムが搭載されており、特定の技を当てる・カウンター攻撃を当てるなどで七つある星を奪っていくことができる。

7つの星を奪うと死兆星が点灯。点灯させた側はいつでも一撃必殺技をうつことができるようになる。この一撃必殺技はコンボに組み込むことが容易なため、実践でバンバン決まる。最終ラウンドが始まって2,3秒で決着がつくことすらある。

あまりにも尖ったゲーム性のため、対戦環境のあるゲーセンは少なかったもののこのゲームの突出したバカさ具合は一種のクセがあり、勝っても負けても笑えるゲームだった。

ちなみに私は「サウザー」を使っていたのだが、全キャラの中でも屈指の体力の少なさと唯一ガードし続けるとガードクラッシュしてしまうという脆い性能だった。

退かぬ媚びぬ顧みぬの人

原作では知られていなかった心臓の位置と秘孔の位置が通常と左右表裏逆という特異体質を、たぶんこのゲームではみんな知っていたのだろう。

あとこの頃、ニコニコ動画でゲーセンの対戦動画が多数あげられていた。AC 北斗の拳は中野TRFという東京のゲーセンが頻繁に対戦動画をあげており、それが非常に面白かったこともこのゲームを遊ぶ理由の一つだった。

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・ストリートファイターIII 3rd STRIKE

既にストリートファイターシリーズはIVが出ていた頃だったが、前述したニコニコ動画でこのゲームの対戦動画が非常に盛り上がっていた。

それに加えて、当時の私の行動範囲内にあるゲーセンにはほぼこのゲームが設置されていたことから触るようになっていった。

このゲームはブロッキングと呼ばれる特殊な防御システムが存在するがために、他の2D格闘ゲームにはない読み合いが存在する。

またこのブロッキングは一種の読み、ギャンブル的な行動としても使えるのだが全キャラ共通のシステム故に「格上の相手に対して、ギャンブルを仕掛ける機会が多い」、つまり「ワンチャン勝てたりする」というのもよかった。

しかし、一度ニコニコ動画の対戦動画に出ていたプレイヤーと対戦したことがあったが、本当に何もできずにヤラれた。ギャンブルのギの文字すら出せる場面がなかった。あれはすごい経験だった。

このゲームにしかない読み合い、技術、知識が多かったことから中毒性があり、この後に他のゲームを触ることはほとんどなかった。

持ちキャラは「ヤン」

余談だが、ニコニコ動画で活躍していたプレイヤーで、「ヴァナヲ」さんという方がいる。この方の使う「電刃リュウ」がとにかくカッコよくて、憧れていたのだが

ストVのランクマッチでマッチングした時には「え、あのヴァナヲさんと!?」と感動した。欲を言うのであれば、3rdで対戦したかった。

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・さいごに

他にも色々なゲームを触っていたが、長くなるので思い出深いものだけにさせていただいた。

もはや当時のようなタバコ臭い、アンダーグラウンドな雰囲気はゲーセンにはないが、あの独特の空気はよかった。

あとゲーセンにいる女は異常に可愛く見えた。

あれば異常。


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