■こだわろうと思ったけど辞めたコト
日々の生活において
「コレ、いいなぁ…ちょっとこだわってみようかなぁ…」
と思ったことはありませんか。
趣味の一つとして、日々の生活を豊かにできるんじゃないかと思ったことはありませんか。
ただ知れば知るほど、あるいはこだわっていけばいくほど、際限がなかったり、出費がかさんだり、単純に飽きたり、少し面倒に感じたり
そうやって「もうこだわることは、辞めよう…」と諦めてしまったことがあるんじゃないでしょうか。私もいくつか思い当たることがあります。
という訳で、今日は私が
これを紹介していきます。
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・その1.コーヒー
私は昔、以下のようなエスプレッソメーカーを譲ってもらったことがあった。
専用の豆ももらったのですが、
などの理由からあまり使うことはなかった。
しかし、自宅で飲むコーヒーにこだわることに興味を持った私はドリップコーヒーに挑戦してみようと思った。
ドリッパー、サーバー、ケトル、フィルターに豆と買い揃えてこの時点でもうだいぶ満足していた(飽き性あるある)。
そして、いざ美味しいドリップコーヒーの入れ方を学んで実践したのだが、これが非常に難しいうえに面倒だった。知らない方のために記載するが、8つもの工程に及ぶ作業だ。
この長い工程に見合う美味しいコーヒーを入れることができれば、満足いったのだろうが私にはそもそも「違いがわからない」というバカ舌であった。インスタントコーヒーで満足できてしまう悲しい現実があった。
あと器具が多いので、洗い物がめっちゃめんどかった。
1シーズンももたずに諦めた。
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・その2.筋トレ
これは高校、大学ぐらいの時のことだ。
私は産まれた時から痩せ型で、また猫背だったため「エヴァンゲリオン初号機に似ているね」と言われたこともあった。
二人の姉からよく女々しいと言われていたこともあり、男らしさに対する強い憧れがあった私は肉体改造を決意した。
まず食事量を増やした。とはいえ、少食だった訳ではない。恐らくだが胃下垂などの体質的な痩せであり、食事量はむしろ元々多かった。だがそれをさらに増やしていった。
加えてプロテインを飲んだ。ちゃんと適切なタイミングで接種していたはずだ。
筋トレの内容に関しては、下調べした上で日によってメニューを変えて上半身と下半身バランスよく鍛えたつもりだ。重さを調整できるダンベルを用いて、徐々に負荷を増やしながらトレーニングを行った。
当時、実家には自分の部屋といったものはなくとりあえず寝室で筋トレをしていたのですが姉と共用だったため、フンッフンッ鼻息を上げている私を見て姉は「気持ちが悪い…」と吐き捨てられながらも頑張って継続した。
結論から言うと、筋肉はついた。
体脂肪率は当時5%ぐらいまで落ちた。
でも体重は増えなかった。
絞りに絞られた身体を鏡で見て、思った感想は「カマキリみてぇだなぁ…」だった。男らしいマッチョマンになりたかった私は筋トレを辞めた。
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・その3.ビジネス用品
1年間のフリーター生活を経て、社会人となった私に友人は高価なボールペンをプレゼントしてくれた。
業務の中で契約のサインをもらうなど、大事な場面で使うようにした。こういった「いいもの」が仕事をするなかであることがモチベーションUPに繋がると実感した私はビジネス用品にこだわろうと心に決めた。
ビジネス用品といっても幅が広い。
スーツやネクタイ、革靴にビジネスバッグなどはこだわると際限がなく値段も非常に高価になるので、先に諦めた。
そこで友人にもらったボールペンを始めとした、事務用品だった。
まず手始めに業務上、よく使うバインダーをレザー用品にした。
手帳はモレスキン。改めてみるとサイズとページ数に対して値段が見合ってない気がするがオシャレだったので当時の私は気にしていなかった。
挙げるとキリがないがこのような洒落乙な事務用品を見つけては購入していた。ウインドウショッピングの際にオシャレな雑貨屋を見つけたら必ず入店していた。
しかし、部署が異動となり業務内容がガラっと変わっていったことによって、前述したようなお洒落グッズの出番は減っていった。
というのも、使おうと思えば使えるのだが現場での軽作業があった為、工具や専用の器具をカバンにギッシリと積み込んでいたことや作業によって汚れたりすることから、お気に入りのものを使うのは憚られた。
そうやって使わなくなった事務用品を家で改めて見た際に
とんでもなくムダなものに見えた。
特にレザーのバインダーなんかやばい、仕事以外で使う場面なんてそうそう来ない。
あとその頃には社会人になって数年経過していたので、仕事のモチベーションをそんな事務用品なんかに託してもどうしようもねぇなと気づいていた。
私は100均で済ますようになった。
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・その4.手品
これは当時の仕事の先輩が新しく始めた趣味で、布教活動の一環でトランプをもらったことが始まりだ。
もらったトランプというのがコレだ。
このバイスクルというトランプは世界で最も流通しているトランプだ。その為か、カードマジックではほぼこのバイスクルのトランプが用いられている。
値段も安価なため、いざ本番という時にこのバイスクルのトランプの新品が用意されている、なんてこともテレビなどでよく見ると思う。
上記のようなうんちくを、このトランプをもらう際に聞いた私は非常に魅力的に感じた。なんかすげーっと。バカである。
あとなんか手品できたら飲み会とかで盛り上げるんじゃね、モテるんじゃね?とも考えた。バカである。
またYoutubeにて詳細な解説動画を挙げている人も多かったため、「2,3つぐらいならできるようになるんじゃね?」と思った。バカだった。
しかし、当然ながら難しい。
しかも、練習が退屈だった。
というのが上達しているのかどうかが自分ひとりでは実感しづらかったのだ。手品なのだから人に見てもらわないと、上手いかどうかわからないのはそりゃそうである。
これはマジですぐに辞めた。
トランプをくれた先輩もすぐに辞めてた。
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・さいごに
思い出せば他にもいろいろと出てきそうだが、こうやって考えると時間やお金を無駄にしたなぁと思う。
コーヒー器具なんかはいまだにキッチンの収納の奥深く眠っている、はやいところ捨ててしまおう。
あとスケボーとかブレイクダンスとかとにかくカッコつけたくて挑戦したものも多々あったが、これは恥ずかしいので割愛しよう。
なんか黒歴史的な感じになったのでそろそろ終わろう。
ッチャイ
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