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防災メシ アイラップ炊き込みご飯 やってみた。

アイラップ(熱湯や冷凍に耐えるポリ袋)を使用してご飯を炊く方法があって、災害時の調理法としてよく紹介されてる。

利点は使用する水が少なくて済んだり、洗い物が少なくなったり、雑菌などに汚染されにくいというところかと。

そこで、前回のカレーに引き続いて、そのアイラップで炊き込みご飯を炊いてみることにした。

炊き込みご飯の具は缶詰を使用する。用意した缶詰は3種。帰宅途中、夕食前に買いに行ったので、おかず感が高い。そのまま食べてしまいそうだ。

サバ缶はよくあるネタなので避けた。


米は洗わず30分吸水させる。

具材の投入は加熱直前にした。
三種混合ではなく、それぞれ別メニュー。

加熱はネットで調べて25分。

そして炊き上がり。

結論からいうと、今回は失敗だった。
どれも期待した仕上がりにならなかった。

一番まともだったのはコーン飯。
見た目も美味しそうに炊けた。
しかし、洗米レスのためか、どうもご飯の周りが粘りすぎる。お湯で洗いたいくらい。
美味しいとは言いがたい。

残りの二つは完全に敗戦処理。

鶏皮味噌缶は期待したのだが、缶の汁と水のバランスがうまくいかず、雑炊状態。まあそれもアリ、リゾット気分でと思ったが、脂感がご飯とマッチせずイマイチ。
缶を開けた時は汁は脂で固まってるので、水分量の判定も難しい。

次はイカごはん

もう全然シャバシャバでダメだ。ご飯がアルデンテの手前。要するに炊けてない。おそらく、缶汁の糖分が濃すぎて浸透圧の差で中まで吸水できないのだろう。
味付けも自分の苦手な味だ(缶詰めそのままだけど)。
我慢しても食べきれない。

結論として、今回の炊き込みご飯は失敗。
災害時でもムリ。むしろ食べたら気分が下がってますます良くない。

缶詰はどれもこの時点ではうまそうだ。
よく考えたら、うまい白メシ炊いて、そのままご飯に乗せて食べたらうまいんじゃないか??(コーンはちょっとちがうけど)。

自分は鍋で普通にご飯を炊くのは自信がある。いつもキャンプで炊いてる。それで十分だ!

ただ、災害時は洗い物の問題もあるので、アイラップでうまい白メシを炊けるように練習してみよう、次回。

いい勉強になりました。

アイラップさんありがとう。


みやもと

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