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2022年乗船コース その2 クイーンエリザベス

クイーンエリザベス、来年乗船してみようと思ってます。
いろいろとビジネス上の絡みもあるのですが、15年ぶりにキュナードに乗ってみようと。
来年の横浜発着ですが、ご予約をいただいてるお客様は、15年前の私のように大きな憧れと夢を抱いておられます。それが素晴らしいことだと思うし、うらやましくも思うのです。
私は憧れというより、今のキュナードのサービスを見てみたいという興味です。
特にクルーズ船として唯一の階級制(お部屋のグレードによってレストランが異なる。)に興味があります。どの程度の差別化を図っているのか、そのあたりを気にしているお客様もとても多いので、そこを安心していただけるようにきちっと説明できるようになっておきたいのです。
ブリタニアレストラン(ノーマルクラス)の船客は、変なヒエラルキーを感じることなく、英国船を楽しめるのか?

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クイーンズグリル、プリンセスグリル(スイートクラス)の船客は、上手くくすぐってもらっていい優越感を得られるのか?

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ブランディングは、今のキュナードの方が昔よりはるかに上手いと思います。
赤と黒のイメージ、そしてオフィシャル画像や映像を見ると、40代ぐらいのモデルを起用しています。英国船=シニア世代だけではなく、次の若い世代も取り込みたいと考えているのでしょう。

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しかし若い世代はフォーマルなど好まないと言われています。クイーンエリザベスとなれば、やっぱりフォーマルナイトのディナーはタキシードが必要になるでしょう。女性はイブニングドレスかお着物など。そこはフォーマルというドレスコードを船旅特有の堅苦しい文化ととらえるか、船旅は非日常の時間だから、ドレスアップして楽しむと捉えるか、意見の分かれるところでしょう。

私が来年申し込んだ2022年4月13日横浜乗船、ご一緒させていただく皆さんにもクイーンエリザベスへの大きな夢と憧れを描いて乗船していただきたいと思ってます。
乗船の日をイメージしてみてください。
港は残念ながら大黒ふ頭です。QEはけっこう背が高い船なので大桟橋を通過することができません。
大黒ふ頭は建屋もないだだっ広い港、下から巨大なQEを見上げることでしょう。
そして黒塗りの威圧感ある船体、その船に乗船するわけです。
QEの内装、第1印象はかなり茶色っぽいです。すごく低レベルな表現ですがそう感じました。
つまりパブリックスペースも客室もウッドパネルを多用しているのです。
現代の船ながらクラシックな匂いがしますね。

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立派なボールルームがあり、ダンス好きの方は存分に踊ってください。
素敵なアフタヌーンティーもあります。

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ロイヤルコートシアターという立派な劇場があります。両サイドにはおそらくグリルクラスのスイート客室の方のためであろうボックス席もあります。

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私は、いいバーがあるか、がいつも気になります。
QEには、ゴールデンライオンという英国パブがあります。これはいい!!
黒ビールとフィッシュアンドチップス、期待しています。

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さて、寄港地でどう過ごそうか?
別府、釜山、長崎、鹿児島、高知。
私はゴルフバッグを担いで乗り、寄港地でゴルフに出かけてみようと思ってます。
船の中にもパッティングと打ちっぱなしがあるようです。
みなさんもご自身の趣味をクルーズ中とことん楽しむなど、自分独自のテーマ性を持ったクルーズにしても楽しいと思います。
カードがお好きな方、英国船には必ずブリッジの大会があります。英国発祥のコントラクトブリッジはちょっと知的なカードゲーム。最近やってなくてルールをほとんど忘れてしまいましたが、言葉が出来なくても外国人船客と楽しめて盛り上がって友達がたくさんできます。


船は個性がある方が楽しいです。
英国船は船内公用語が英語なので英語圏の船客が乗船します。
つまり、大方はイギリス人、オーストラリア人、アメリカ人。
特にイギリス人はとてもマナーが良く所作が素敵です。
例えばビュッフェでも自分が食べれる分だけをお皿にとって食べる。
残してはいけない、その価値観が日本人と合います。

さて、QEの横浜発着は日本人は何人ぐらい乗船しているのでしょうか?
自分も日本人なのですが、せっかく外国船に乗るのですから、外国人船客の中に交わる感じのいい雰囲気が出ていればいいなぁと期待しています。

最後に、QEのお部屋選び。
私は一人で乗船予定なのですが、QEにはありがたいことにシングル客室があります。
今ひとり旅のお客様がとても増えています。
QEは、お一人様大歓迎の船と言えます。
もし私がめっちゃ儲けている大会社の社長だったら、最上級クイーンズグリルのスイートに乗ってみたいです。もう成金と言われようが構わない!! 
みなさんに一番オススメは、ブリタニアクラスのバルコニーキャビンです。
10日間で約30万円。
現代のクルーズ船では標準的な部屋ですが、プライベートバルコニーもあって、シャワーもトイレもあって、10日間程度なら十分快適だと思います。それに安い。


クイーンエリザベスに乗る、それはちょっと特別な船に乗ることを意味しています。
世界で最も有名な船、言わばクルーズ船のトップスターです。
来年横浜発着に乗船されるみなさんが抱いてる憧れ、実際に乗ってみて極力そのイメージ通りであればいいなぁ、と願ってます。


コロナで失われた1年半、一度きりの人生、
いろんな船にチャレンジしてみてください。


2022年4月13日
クイーンエリザベス 春の四国・九州と韓国 10日間
https://www.mercury-travel.com/cunard/schedule.html

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