ひがし|ライター

ライターのひがしです。元医療従事者から在宅ワーク・オンライン秘書に思い切って転職し、約2年。薬機法や医療の知識を活かし、医療関連のコラム、医療監修・薬機法校閲、オンライン秘書業務をしています。最近はインタビュー記事を書いております。

ひがし|ライター

ライターのひがしです。元医療従事者から在宅ワーク・オンライン秘書に思い切って転職し、約2年。薬機法や医療の知識を活かし、医療関連のコラム、医療監修・薬機法校閲、オンライン秘書業務をしています。最近はインタビュー記事を書いております。

最近の記事

当たり前がしんどい時に読みたい『義父母の介護』

Webライターラボの10月コラム企画に参加しています。 母が緊急入院した。元々持っていた胆石がいよいよ悪さを始めて痛みが強くなったようだ。最初は3、4日の入院だろうと言われていたけれど、意外と長引いた。 母は父と二人暮らしで家事全般を母がしていたため、一人になった父の生活はたちまち乱れた。 テーブルの上には父が買ってきた食べきれない量の食べ物が広がっている。同じ餃子やそばを何日も続けて買ってくる。まだむし暑い時だったけれど、食べ物を冷蔵庫に入れていない。 流し台には汚

    • 恐ろしいライター界隈で生き残るために入った。

      2022年2月。冬季北京オリンピックが華やかに行われているとき、私はスノーボード選手の記事を1500字300円でひたすら書いていた。記事の中身は、出身学校や、家族や彼女・彼氏の存在、推定年収など。 寒くて凍りそうな手でパソコンを打ちながら「彼女なんていてもいなくてもほっといたれよ」と思っていたが、もし推しの「藤井風くんの彼女はいるの?」という記事があれば、私は多分見てしまうだろう。なのでやはり需要のある記事なのだろう。 これがライティングが初めての私にとって、1500文字

      • 修学旅行に渋々行った息子が感じた韓国

        高校の修学旅行で息子が韓国へ行った。 なんせ面倒くさがりの息子。用意をするのが面倒くさい、行くのが面倒くさい、ついでに言うと学校に行くのが面倒だ、学校だるいー、行きたくないーと1秒ごとに言うからやかましい。 修学旅行の代金はもう全額払い済み。びっくりする値段です。 キャンセルはできません。 行ってくれないと困るな、 私の給料○ヶ月分なんだからとか 息子に言い聞かせて ヒヤヒヤしながら駅までなんとか送りました。 そして韓国へ渋々飛んだ息子。 「いい写真撮れたら送ってねー」

        • 三行塾・宇宙一チャラい仕事論トークショーの出来事

          田んぼに水が張る季節になりました。 近藤先生を思い出します。 近藤先生の話の衝撃からもう少しでひとつきがたとうとしています。熾火(おきび)のごとく残っています。 近藤先生はちょっと怖そうな方なのかなと想像していました。 三行塾のはじまり。少し早足で、会場に入ってこられた近藤先生に、大変緊張しました。 本を書くための「五箇条の御誓文」で講義は進みます。五箇条の一つずつの前に噺のまくらがあり、笑いを交えて話しているうちにすいっと、真剣に入りまた笑いが差し込まる、グルーヴに引き

          ライブの後でオレオレ詐欺はしない

          野外ライブに行ったのは6月のはじめのこと。 あんなに晴れていたのに激しく雨が降ってきた。 雨が降ろうと、槍が降ろうと、槍が降ったら困るが、ライブって気持ちがどうしたって高まる。ここに確かにいました、奇跡に立ちあえたと思えるほど、ライブは素晴らしかった。 今日はライブの後に思ったことを、書いてもいいですか。 ライブが終わり、駅までの帰り道はあの雨の中、ライブを感じた人でいっぱい。 初めて来た人、常連さん、若い人、年配の人、ご夫婦や友人同士、親子、同僚、わたしは一人。 駅ま

          ライブの後でオレオレ詐欺はしない

          中村洋太さんの朝活に参加しました

          5月20日の月曜日の朝、スタバに着くと、中村洋太さんの姿が見えてしまった。ロダンの考える人のような感じで、スタバにいらっしゃった。もしくは会えるアイドルがスタバで赤いユニクロの本を読んでいらっしゃった。 とうとうこの日が来てしまった。わたしは岡山から持参したきび団子を握りしめて近づいた。 中村さんの朝活の様子はこちらです☕️▼ 最初に中村さんの第一声を聞いた時、意外だったことがある。 それは、中村さんの声が小さかったからだ。 中村さんのように行動的で、やるかやらないか 0

          中村洋太さんの朝活に参加しました

          息子のこと

          今日、美容室で今月号の女性誌「STORY」を見ていたら 「お父さんが子供を偏愛する」のような記事が載っていた。そこには、お父さんが娘のことが可愛くて仕方ないエピソードがあった。欲しいと言われたらなんでも買ってしまうなど。そうかと思って息子のことを書こうと思いました。 うちの息子は高校2年生。 赤ちゃんの頃は、やっと寝たかなと思ってベッドにそろっと置くと、置いた途端気がついて、ぎゃーーと泣くので、とにかくずっと抱っこしとかないといけない子だった。しんどかった。 息子が8ヶ

          字を書くことは生きること 書家・芳耀(ほうよう)さんインタビュー

          デジタル化が進み、手で字を書く機会が減り続けている。だからこそ、手書き文字を見ると温かく、美しく書けた時は嬉しい。 文字を書く楽しさを伝えようと活動している書家・芳耀(ほうよう)さん。心機一転して新しく作ったペン字のインスタグラムアカウントは、わずか5ヶ月でフォロワー数4.4万人と注目を集めている。「オンラインで字を教えてほしいと言ってくださる方も増えて、やっと私が目指すところが見えてきました」と話す芳耀さん。願いを叶えたインスタグラム運用から、字を書くことへの想いを聞きまし

          字を書くことは生きること 書家・芳耀(ほうよう)さんインタビュー

          コワーキングスペース「うのベース」から始まる一歩

          地図アプリを見ながら小雨降る夜道を行くと、明かりがついている場所があった。きっとそこだと思った。 岡山県玉野市宇野、海の近くにオープンした コワーキングスペース「うのベース」。 3/24オープニングパーティーに参加しました。 オーナーはライターやディレクターとして活躍されている 東本隼之(ひがしもと としゆき)さん。 私が東本さんと顔見知りになったのは2年前。東本さんはその時、ちょっとスランプに陥っていたように思った。 2年前、Webライターラボというライターさんのコ

          コワーキングスペース「うのベース」から始まる一歩

          インタビュー・あさみんさん(筆文字・筆ペンで癒され言葉アート)

          四角の中に書かれた横書き縦書きの青文字。言葉と文字と濃い青に毎日癒され、励まされ、響く。心に残る名言などの言葉を筆ペンで書き、インスタグラムで発信しているあさみんさん。多くの優しいコメントが並ぶあたたかいアカウントとなっている。 楽しみや癒しを惜しみなく渡し続けてフォロワー2000人から、この1年4ヶ月で、フォロワー数4.5万人に伸ばしたのは、努力と想いがあったからこそと感じていた。(※2024.2.24現在、フォロワー数6.1万人) 10年以上に及ぶ自分探しから、筆文字

          インタビュー・あさみんさん(筆文字・筆ペンで癒され言葉アート)

          美容院は楽しいし学べる、ライターとして

          美容院、以前は髪を切る染めるために行ってたけれど、 ライターになってから、美容院で意識することが変わった。 私は一番好きな時間が、 髪染めを待つ間で、 渡されたタブレットで女性誌をとにかく見まくります。 目次見て、 流行りを見て、 薬機法を踏まえた可愛い綺麗な表現を読み、 どうやってこのような素敵な企画を立てたんだろう、 私だったらどんな企画を立てられるのかなと考え、 偶然出会えた、作家さんの文章が面白い。 美容師さんに髪のことを相談し、 他のお客さんのお話に耳を澄ませ

          美容院は楽しいし学べる、ライターとして

          言わないように気をつけている言葉

          SNSでこんな投稿を見た。 手作りで物を作っている方の投稿で、材料にもこだわって、手間ひまかけて 丁寧に作った物を売っているクリエイターさんだ。 お客様がお店に来て、手に取る。値段を見た途端 「たかっ」と言う言葉を聞く。 高いけども、自分は材料にもこだわりがあるし、精一杯作った上での値段なので、高いと言われると傷つくとのことだった。 これを見てから、「たかっ」を つい、言ってしまっていた言葉の広場から、 言わないように気をつける箱にしまった。 作り手さんの気持ちを考えた

          言わないように気をつけている言葉

          違う世界も見てみると何かあるかも

          3年前に私は医療職を離れた。 階段から落ちて肩を怪我したことや、他にも理由はあるけれど離れた。 15年間医療の現場にいて、最後の3年はとにかくフットケアにのめり込んだ。 人の足を見るのが大好きだ。 担当した患者さんのリハビリで、信頼関係ができると言うセリフがあった。 「足、見てもいいですか」が私のプロポーズで 「いいよ」と言われ時には、「Yes!」と小躍りしていたほど。 人に足を見せるのは結構勇気がいる行為なんです。 わんこがへそ天、仰向けのポーズをとると心を許していると

          違う世界も見てみると何かあるかも

          書く側と書かれる側と②

          先日、書かれる側になった(取材される側)苦い経験について書いたのでその続きを書きます。 たくさんの記事を書くのに慣れている、きっと敏腕のライターさんの 取材に答えて、とうとう記事は完成したようでした。 「完成しました、チェックしてください」 送られてきた1万文字の原稿を受け取った。重かった。自分の物語だけど読むのが怖かった。 それでも、最後まで読んだ。ライターさんによって書かれた原稿は、わたしに起こった出来事を余すことなく書いていた。 間違ってはいなかった。たしかにこ

          書く側と書かれる側と②

          文末の誤解は根深くないけど、気をつけよう。

          メッセージが「。」で終わると、若者は冷たさや恐怖を感じるという。 マルハラスメント、とも、おばさん構文とも言われるそうだ。 たしかに。怖い時があるんだろう。 オンライン秘書業を始めたばかりの時は、クライアントさんとのテキストでのやりとりをする時は「相手の調子に合わせてね」は基本中の基本で、かなり気をつけていた。 自分の体調が悪い時や、お叱りを受けるときは、つい冷たい感じになりがちだけれど、送る前に1回は見る、少し時間を空けてもう1回見る。怒りの感情を文章に載せない、と決

          文末の誤解は根深くないけど、気をつけよう。

          文字起こしを楽しくする

          最近、文字起こしをAIに頼んでいる。 昨日、友人にインタビューした音声をAIに頼んだら、 どうしてこんな文字配列になるん?どうしてこの言葉をチョイスして来たの? にたくさん出会いました。これ本当に真面目な文字起こしです。 話の内容を拾うのと同時に この偶然生まれた、誤聴の組み合わせが面白くて 読み拾っていた。シマリスさんって誰や。 ラップの歌詞みたいと思ったのはこれ 真面目にお話し、してたのですがね^^ こんな楽しみ方もあるってことで。

          文字起こしを楽しくする