【12/27】少し遅れたクリスマスプレゼント
12/26は特になにもなくひたすら洗濯挟みを作る作業。
まだ嫌々やっていた。
今日は私物でもってきていた本の検査が終わりやっと4冊の本が手元に届いた。
検査にどれだけかかるんだよと文句を言いたくなる。
そして入所して1日目に購入した日用品が届いた。刑が確定した日に特別購入として本来は月の初めに1回しか買えないルールだが、入所の初めだけ買えるようにしている。
購入したものはノート、ボールペン、タオル、エッセンシャルシャンプー便せん、封筒、切手、植物石っけん、ボディーシート、保湿クリーム、綿棒、ハンカチ・歯ブラシ、歯磨き粉(クリニカ)だ。
物が多いとなんか幸せな気分を感じた。
基本的に同じ物品は月に1個ずつしか買えない。物が無い時や足りない時は必要なものだけ刑務所からもらえる。
私はノートにたくさん書いているので初めの頃は2週間くらいでボールペンの芯が無くなり、よくボールペンを借りていた。芯くらい2つ買わせてくれてもいいんじゃないかと思う。
歯ブラシはすぐ先がへなへなになるひどい物だ。
歯磨き粉はガードハローをかりていた。
極力お金を無駄にしないように、必要最低限のものだけ買い、他は借りるスタンスでやっていた。
手紙が出せるようになったのとノートが書けるようになったのはかなり時間を有効に使うのに大きかった。ノートがあれば色々と本の内容や考えてることを書けて計画が立てれる。また時間が過ぎるのも早い。頭にも残る。
手紙が書ければ本の差し入れをお願いできる。
私はまず今1番人気のビジネス本ベスト100みたいなものを印刷した紙を差し入れしてもらうように手紙でお願いして、それから気になる本を手紙に書き、差し入れしてもらっていた。
旭川刑務所は規則が厳しく、本の郵送の差し入れは一回5冊まで。つまりまとめて10冊など贈ると送り返されてしまう。そんなルールも知らなかったので初めの頃は送り返される始末でなかなか本が届かずに困っていた。
郵送する方もこまめに送ることしかできないのでかなり手間になり、今まで本の差し入れをしてくれた人には本当に感謝している。
数少ない本の中まだ、本の差し入れも入ってない状態でこれでなんとか正月の連休乗り切ろうと決心する。
明日は作業最終日。
1人のおかげでやっと日記や本で学んだことをうつせるようになった。
ノートに本で読んだことで重要な箇所や好きな言葉などを書き写すにあたり、色々なアイデアも浮かぶようになり、整理することもできた。
ここでノートに書き写す凄さを実感した。
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