サッカー指導2021/07/12
小学生のサッカー指導について書いていきます。
練習内容は、
・ワンバウンドリフティング
・コーン倒し
・ドリブル
この内容を1つ1つ説明していきます。
・ワンバウンドリフティング
狙い
ボールコントロールをうまくする
この練習は、ボールコントロールがうまくなるように練習します。
リフティングのかっこいい技ができるようになるというよりも、
ボールを正確に蹴ることができて、強いシュートがうてるようになることが目的です。
なので、技ができるようになることは求めていません。
正確に狙ったところで蹴ることだけを求めています。
蹴る場所としては、靴ひもの部分でけるとボールが安定して続けてすることができます。
1番上手いしかたは、蹴ったボールが回転しない状態です。
この回転しない状態は、
・靴ひもの部分で蹴ること
・ボールの中心を蹴ること
この2つができると回転しない状態になります。
また、この回転しない状態はボールの芯を捉えているので、力を加えることができます。
なので、このキックができるようになるとシュートを打つときに、強いシュートを打つことができます。
この練習はボールを触ったことがない人から、ある程度のレベルまで成長した人でもできる練習になっています。
・コーン倒し
狙い
戦術を自分たちで考えて行動してみる力を身につける
試合では、自分たちで考えて攻撃や守備をしないといけません。
これは、相手が守っているコーンをどのように倒しにいくかを自分たちで考えてやってみる練習になっています。
また、タッチされると自分の陣地に戻ってからスタートになってしまうのでタッチされないように考えることも大事になってきます。
上手くいったときは、なんでうまくいったのかを自分たちで考えます。
逆にうまくいかなかったときは、なぜうまくいかなかったのかを考えます。
この試行錯誤をくりかえすことで子ども達は成長していきます。
指示待ちでいるのではなく、自分たちで考えて行動する人の方が成長のスピードが非常にはやくなります。
この小学生低学年のうちからどんどん成長していける力を身につけてほしいです。
・ドリブル
狙い
アウトサイドで相手をかわす感覚を掴んでほしい
相手をかわすときは、3か所しかありません。
相手の左右に抜くので2か所、股を抜くのが1か所で計3か所です。
一番使うのが左右にかわしていくことです。
なぜ、左右にかわすときにアウトサイドを使うのか、、、
・アウトサイドでかわすほうがスピードに乗れるから
です。
アウトサイドでかわすときは、そのかわす足が1歩目になります。
なので、かわした足を1歩目にして走り出すことができます。
これが、アウトサイドでかわす理由です。
しかし、小学生低学年にとってはアウトサイドで触ることは簡単ではありません。
良く多いのが、インサイドでかわそうとして相手に取られてしまうということです。
なぜ、インサイドを使うのかというと触るのが簡単だからです。
だからこそ、早い段階でアウトサイドを使ってスピードに乗りながらかわせるようになる必要があります。
また、早い段階で身につけることで周りと差をつけることができます。
ドリブルの練習の時には、アウトサイドで触るのを意識させています。
・最後に
サッカーを経験してきたからこそ、伝えられることがあると思います。
経験をそのまま伝えても子どもたちには、難しかったり伝わりずらいと思います。
なので、指導者がどれだけ簡単にかみ砕いてイメージさせられるかが重要になります。
これからも子ども達の成長につながるような指導をしていこうと思います。