【詩】 予報

朝の習慣でテレビを点けて
いつものように天気予報を見る
東京の最低気温は新潟と同じらしい
寒すぎるのに何だか嬉しくて

雪の降り積もった景色を見ては
いつか訪れる時を思い浮かべる
昨シーズンに見た雪も綺麗で
今も心に残っている

雪よりもっと綺麗なものに
触れたいと願うばかりで
そんなキラキラだけを支えにして
日々をなんとか耐え凌ぐ

遠く見えない向こう側に
世界一のピカピカが存在している
唯一の心の拠り所
それはきっと私だけの神様

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