【詩】 薄雲

夜明けの陽射しを和らげる
レースカーテン程の薄い雲
所々に切れ間が見える
広げた綿菓子みたいな薄い雲

黒から赤から青色へ
雲の向こうは夜明け空
綺麗な澄んだ水色を
白いもこもこが蓋をする

見えない雲の向こうには
何が広がっているのだろう
願う通りの色であってと
雲の向こうに思いを馳せる

陸地はとっても息苦しくて
水の中と代わりはしない
ぷかぷかぷかぷかクラムボン
蟹は前には歩けない

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