巡り巡ってお帰りなさい
どうも。
東野京(ひがしのみやこ)です。
皆さんにはお気に入りの持ち物がありますでしょうか?
今回は私のお気に入りのアイテムとのあれこれを記していきたいと思います。
物持ちは良い方だと思う
私は基本的には物持ちが良い方だと自負していますし、他者からもそう評価いただくことが多いです。
中学生の頃に母に買ってもらったアウターを30手前まで大事に着続けていたりしました。(デザインが好みだったということもありますが、母が亡くなったことで益々手放せなくなったという面もありました)
服だけでなくニトリで買ったフェイスタオルや、中学生の頃に週刊少年マガジンの懸賞で当てたエア・ギアのフェイスタオルも、先日家ごと失ってしまうまで、使い続けていました。
ニトリのフェイスタオルは15年程使用していたので、まさにお値段以上でした。
そんなこんなで安物であっても可能な限りそれなりの年月を共に過ごすということが多いです。
そんなスタンスだからか、モノは多く持たないようにしています。
気に入ったモノしか買わないようにしていて、ちょっと良いなと思っても躊躇ったり結局買わないことの方が多いです。
後悔することもありますが、きっと本当に欲しかったら買うのだろうと自分に言い聞かせるばかりです。
形あるものはいつかなんとやら
形あるものはいつか必ず壊れるなんて言ったりしますが、壊れる壊れないは別として別れは必ず訪れると思います。
どんなに大事にしていても経年劣化したりしますし、意図せずダメにしてしまったりもします。
そうでなくても、家電であればスペック的に厳しくなったりして買い替えを検討せざるを得ないことがあります。
(特にPC等)
服であれば好みが変わったり体型が変わって着られなくなることもあるでしょう。
基本的に服は長く着る方なのですが、スーツだけは比較的一定のスパンでダメにしてしまいます。
上記の投稿にも記した通り、パンツに穴を空けてしまいがちです。
下半身デブで太ももが逞しすぎるのもあるかもしれませんし、それなりに歩くのも影響しているかもしれません。
上記の投稿でお亡くなりになったセットアップも、私としてはお気に入りの一着でした。
その時はリサイクルショップで購入していて、状態が良くないということで破格の売値でした。
出来るだけ延命させたかったのですが、元々傷んでいたという面も否めません。
「スーツは消耗品だから仕方ないね」
と上司は仰られていました。
そう思うと安価なモノや出来る限り丈夫なモノを着用した方が良いのかもしれません。
しかし、取引先に行く機会があったりしますし、何より自分の気分が上がるかどうかは大きいかなと思います。
裕福ではないので出来ればコストはかけたくないものの、自分の中で納得できるモノを着たいところです。
不思議な縁
先日故有って所持しているスーツを全てダメにしてしまいました。
(スーツ以外も殆ど全部ダメになってしまったんですけどね)
金欠を通り越しているのでとりあえずリサイクルショップでサイズが合うものを買ってやり過ごすかと思っていた矢先、想定外の提案をいただきました。
契約社員の方の旦那さんの着なくなったスーツが余っているから良かったら貰って欲しいという申し出をいただいたのです。
渡りに舟とはまさにこのことで、御厚意に遠慮なく甘えさせていただきました。
1〜2着くらいかなと思っていたらまさかの6着もいただいしまい、有り難いを通り越して畏れ多いといった状況です。
落ち着いたら何らかのお返しをしたいと思います。
大きい分にはお直ししてもらえば良いかなと思っていたのですが、全く必要のないくらいのジャストサイズで驚きました。
裾上げくらいは必要なのかなと思っていたのですが、かなり近しい体型のようです。
強いて言うなら少しだけ脚痩せをした方が良いかなというくらいです。
脹脛も太ももも逞しすぎるのでいい痩せ方があれば知りたいところ……。
そうしていただいた一式の中に、何やら見覚えのあるシルエットが有りました。
そう、先程リンクを貼った記事でダメにしてしまったグリーンレーベルリラクシングのセットアップです。
しかも色もサイズも同じで、着てみた感じ全く同じモデルだと思います。
(だめにしてしまった方は既に手元にないので見比べられてはいませんが)
そんな事があるのかという驚きを隠せず、お家で一人で変な声を上げてしまいました。
御厚意だけでも嬉しすぎるのに、その上かつて別れた相棒が帰ってきたとなると喜びも一入です。
本当に有り難い限りです。
いただいたスーツ達はこの子に限らず、どの子達も大事にしていこうと思います。
執着も悪いことばかりではないのかもしれない
先程のセットアップなのですが、パンツがお亡くなりになってからも何となくジャケットを捨てられずにいたり、存在が何処かに引っかかっていたからこうして帰ってきてくれたのかもしれません。
心の底から欲し続ければ、いつまでも想い続ければそうやって報われる事があるのかもしれません。
おまじないみたいな非科学的な考えですが、そうやって藁に縋ってでも手に入れたいものも存在します。
手に入れる為に動いていくことも勿論ですが、心の底から念じ続けることも継続していきたいです。
執着してばかりの自分に嫌気がさしていましたが、執着も悪いことばかりではないのかもしれませんね。
そうやって自分なりの幸せを掴み取れたら良いですね。
生きてれば良い事があるだなんて皆が言う台詞に対して斜に構えなくても良くなりますように。
しかし、言霊とか引き寄せとかそういう概念について考えていると、母がマルチに傾倒しかけた頃を思い出して少し複雑な気持ちになります……。
おわりに
明るい記事になるはずが、いつも通りの何処となく暗い記事になってしまいました。
どうにもこうにも日陰みたいなジメジメした文章になってしまいがちで良くないですね。
最後までお目通しくださった方、ありがとうございます。
また何処かでお目にかかれたら幸いです。