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【詩】Stop the ears

常識ってやつは意外と厄介なところがあって
ん~ イメージ的には圧力(コンプレッサー)
それがかかるとみんな平らになってしまう

ある人は背伸びするし
またある人は 背を曲げ膝を折る
みんな望んでもいないのに
一列に並ばされてしまうんだ

全く窮屈な世の中だね
みんなそれに気づいているのかなぁ
でもあいつらは決まってこう言うんだ
「普通が一番難しいんだよ」
ああ そうかもね
「でも だからなんなんだ!?」

耳を塞ごう! 余計な声が聞こえてくる
目を閉じよう! 余計なものが見えてくる
列を外れよう! どうせ行き先は決まってる
舗装してあるその道は 楽だけど誰でも行けるんだ

周りと同じにしてれば安心する
牙なんてとっくに折れてる
そんなぬるま湯気分の皆さんに 
一つ忠告しておこう

お前の代わりなんていくらでもいる
使い捨ての部品と一緒だ
たぶん気付いた時には
同じ形で 同じ色だぞ

自分の道を歩いていこう

自分の歩幅で歩いていこう


【あとがき】
これも20歳頃に書いた詩です。
当時でも小っ恥ずかしかったので、当然のように英訳しました。
今読むとさすがに若いし、尖ってるな~自分と感じる。もうちょっと表現のしかたがないのかしら?この人、とも思う。
でもあの時の自分だから書けたものなのでしょう。

この詩なんかは完全に自分の黒歴史かもしれないけれど、
例え黒だろうが 白だろうが、
自分の歴史であることに変わりはない。

過去の自分を全部受け入れて 
一歩ずつ前へ
自分の道を 自分の歩幅で 


最後までお読みいただきありがとうございました。

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