北海道東神楽町の公営花屋問題について〜その5 縦割り行政編〜
北海道東神楽町において現在進行中の役場庁舎を含む複合施設整備事業、それに伴うフラワーガーデンと公営花屋問題について発信中です。
各々の違いはあれど、大概の自治体には町づくりを総合的に推進する部署、推進とか企画とか政策とか財政なんて名称のついた部署があると思います。
縦割り行政とはいえ、全体的な視点から見て、大きな矛盾が生じないようバランスがとられているのではないでしょうか。
ついでに、コンプライアンスとかガバガバナンスなんてのも多分セットになっているでしょう。
我が町では「町づくり推進課」となります。
東神楽町には「花のまちづくり推進室」なるものがございます。
置かれる部署はなんと「建設水道課」
発信中の「公営花屋問題」からもお察しの通り、一般町民や事業者などが参加する様なシロモノでもございません。
「花の町」の同様民間事業者なんて知ぃーらない!
商工振興なんてどーでもいいの!
邪魔するヤツはやっつけちゃえ!
民業圧迫、コンプライアンスなんて知らんがな!
ゼロカーボンって何のコト?
花屋さんを無視した「花のまちづくり推進室」
ただただ我が道を突き進む!
当然ですが、どんな機構図を描こうとも、その天辺は町長や副町長になりますが…
ガバナンス〜♪ガ〜バガバ〜♫
ここで、ばってんしかし、
人口1万人弱の町で、同業民間事業者にとって唯一の救いは「縦割り行政」という皮肉となります。
他部署においては、町の事業者を応援しようと様々なアイデアを考えていただいております。
「縦割り行政」最高!
しかし、この町で事業そのものが継続できる環境でなければ、彼らの努力も水の泡、単なる税金の無駄ともなってしまいます。
役場職員などの公務員は、とかく税金を無駄遣いする民衆の敵のごとく言われがちであります。
しかし、その多くが狭き門を潜り抜けてきた、田舎町一番のエリート集団でもあります。
同時に、生活のため働く労働者でもあります。
この様なバカらしい矛盾を感じながらも、日々町民のため、我が身を削り働いているのだろうと思います。
ま、中には悪いヤツもいるでしょうけど…
行政問題についての話題になると、
「あの担当職員はダメだ!」
「あそこの課長じゃ話にならん!」
などと憤慨される方々も多々いらっしゃいます。
行政職員は、首長や議会の意思決定に基づき粛々と業務をこなすだけ。
すなわち、根本的問題は首長であり、議会であるワケなんじゃないかなっと。
民間企業であっても、社長や取締役がちょっとアレだったら、会社自体もちょっとアレになります。
ただ、民間企業であれば淘汰されてしまいますが…
しぶとく生き残ってしまうのが良いのか悪いのか行政。
〜その5〜 での結論、
「縦割り行政」バンザイ!
多分マジで潰されるだろうけど、気力体力が続く限り発信します。