北海道東神楽町の公営花屋問題について 〜町長さんにお手紙を出してみたよ編〜
北海道東神楽町で現在進行中の役場庁舎を含む複合施設整備事業。
その複合施設内に「公営花屋」が設置される模様…
億単位の公費を投入し、有名ガーデナー設計の大きなフラワーガーデンと連携した収益事業を行うっつー計画。
更に、そこで販売される商品は同じく公営の生産施設で生産するとな。
コレだけを見ると「以外な方法で果敢に稼ぐ自治体カッコえぇー!」なのかもしれませんが…
そこにナンボの公費を使っちゃうのかなー?
採算度外視お役所仕事の「花屋さん」は競合することになる民間の「花屋さん」と共存できるのかなー?
「花のまち東神楽」には他の選択肢はないのかなー?
現在、人口1万人弱のこの町には、同様の事業を行う民間事業があります。
隣町にもその隣町にも、同様の小売卸売業者や生産者がいます。
このご時世です。
中小民間事業は「儲かって儲かってウハウハ!」って状態ではないことは容易に想像できるかと…
それ、どーしても今しなきゃいかんの?
というコトで、
東神楽の町長さんにお手紙を書いてみた
昨年末のお手紙とお返事から。
で、さぞかし沢山検討をしたであろう約1年後の今年9月のお手紙とお返事から。
事業に関しては未だに検討中…
「令和7年営業開始」「年間150万円の売上見込」ってコトだけしか検討されとらんの?
億単位の公費を投入して年間150万円の売上って?
公費を投入するその収益事業が、民業へ及ぼすであろう影響についての"お考え"は回答いただけないようで…
で、「地域振興に資する施設となるよう期待」らしい…
単なる期待で億単位の公費をポン!
小さな町に多額の公費を投入し、採算度外視の贅沢な公営のお店屋さんができます。
町やその近郊にある同様のお店屋さんはどうなるのでしょうか?
新たにお店屋さんを始めたいと思う人達は躊躇なく開業できるのでしょうか?
50年後の我が町は"こう"なっており、それを取り巻く環境は"こう"であって、"こう"いう責任のもと、"こう"計画をし、"こう"進めるので、現在の民間事業者には"こう"協力を願い、これから新しく事業を始めたい方々には"こう"支援をし、結果として"こう"地域は発展します。
たったコレだけのことを明確にすれば良いだけの話。
約2年以上もの期間にわたり投げかけているこの疑問が、明確になるコトなく計画は進められて行きます。
東神楽町長への質問書とその回答については、
にて公開中です。
この複合施設整備事業については、御多分に洩れず、お国からの多額の補助のもと行われます。
「日本全国の皆様!
血税あざーす!」