ふるさと納税って何もの?〜北海道東神楽町の公営花屋問題について
毎度お馴染み、世にも愚かな北海道東神楽町の"公営花屋"問題について発信中です!
何でも"公営花屋"の民業圧迫問題に絡めてしまいがちですが…
さて、一体
ふるさと納税って何ものなんでしょう?
ってコトらしいですが…
私、自分の住む町は除外されちゃうこともあり、あまりじっくりと見たことはありませんでした。
で、見てみると…
我が町のふるさと納税にも様々な返礼品が載っておりました。
更にこんなことも…
どうやら様々な使い道までもを選ぶコトができるようです。
あれあれ?
随分とざっくりとした事業説明ですね。
住民ですらその事業の詳細を知らなかったりして…
他地域にお住まいの方々は充分に理解され寄付されてるのでしょうか?
東神楽町の選べる使い道1
「花のまちひがしかぐら」のシンボルを作るプロジェクト
正に、只今発信中の"公営花屋"問題が含まれる事業でもあります。
採算度外視で生産した商品を大安売りに果ては無料配布の"公営花屋"の整備にも使われることとなります。
とは言え、お金に寄付者の名前やその支払い先が書かれている訳ではないので、ソコには使ってないよとも言えちゃいますが…
いずれにせよ、この公営花屋の整備は結果として、町の民業を圧迫し排除することとなります。
この事業の全てを否定するものではありませんが、様々な意味不明な問題がここには存在しているのです。
(その一部については下のリンクから)
また、ふるさと納税型クラウドファンディングなんちゅうものも…
う〜ん?
とっても心地よい文章で表現されていますが…
ご自分の住まわれる地域の税収を減らしてまで寄付される動機付けになるほどの価値を、この短い文章から受け取ることが可能なのでしょうか?
また、クラウドファンディングにより賄いたいともあります。
このクラファンの目標金額は3千万円でしたが、寄付金は集まってはいません。
しかし、寄付金が集まろうが集まらなかろうがこの箱物整備は止まりません。
そもそもの計画が杜撰であるのか、はたまた無計画であるのか。
当然ながら、足りない銭は他の住民サービスを削り捻出することとなります。
もしも、ご自分の住まわれる地域でこのような事業が推し進められたとしたら?
上記の「ふるさと納税の三つの大きな意義」にある
その使われ方を考えるきっかけとなっているのでしょうか?
人を育て、自然を守る、地方の環境を育む支援になっているのでしょうか?
選んでもらうに相応しい、地域のあり方をあらためて考えるきっかけとなっているのでしょうか?
制度の趣旨や理念なんてクソ喰らえ、銭が入ってくれば良いのじゃ!
実際に銭なんて集まらなくても、頑張った感さえ醸せば良いんじゃ!
ふるさと納税が強引に推し進める大義名分になるんじゃ!
「ふるさと納税なんて大反対!」などと叫ぶつもりはありません。
私にとっては百害あって一利なしですが、実際に潤う方々も多々おられるでしょう。
地場産品のPRなど大きなメリットもきっとあるでしょう。
でも、
気のせいでしょうか…
なんだか少し違うような気がするのですが…