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「どっちもどっちだ」と大将は語った。 (140文字小説)

 そんな人だと思わなかった。

 突然、彼女は手で顔を覆い、わんわんと泣き始めた。

 戸惑った俺はハンカチを渡した。

 カウンターの中では、大将も困惑してる。

 いったい何が原因なのか。

 心配だが、ラーメンものびる。

 彼女のことは落ち着くのを待とう。

 俺はマイフォークでまた麺をすすった。

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東原そら
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