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非礼な先輩は死ね (140文字小説)

 第一印象は、死ね、だった。

 先輩は私の洗濯板にちらりと目を落とし、嘲笑した。

 憤慨ものだ。

 でも仕事は完璧。

 側にいると学ぶことばかり。

 ある日、直帰で一杯付き合った。

 酒の勢いで初対面の非礼ぶりを責めると、妹を思い出したという。

「妹じゃ嫌なんです!」

 あれ?私、なに言った?

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東原そら
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