地味な月
今日から6月。
よく、一年の中で一番地味な月だと言われる。
確かに、国民の祝日がない、それに伴いイベントらしきものもない。
ゴールデンウィークと夏休みの間、ただ働くしかない。
働くにしても、まだ切迫感がない時期。
別名、水無月であるが、旧暦由来のため、現代の6月のイメージにもそぐわなく、6月が水無月であることの認知度も低い。
知り合いは、「むつき」だとばかり思っていたとのことで、どうやらそれは単に、六月をそう読んだだけのことだった。
新宿中央公園のそばにあるらしいホテル。
こんなホテルがあるとは知らなかった。
しかし、それは、知り合いが「むつき」と思っていたのと同じくらいの私の無知さで、その世代では知ってて当然、憧れのホテルでもあるらしい。
地味な月にあって、女性にとり、幸せを運ぶ月でもある6月。
一年の中で最高の月となる。
明日の大安、普段と違う晴れやかな姿を楽しみにしている。
6月と書くから地味に見えるのであって、June bride、こう書くと少なからず華やかに見えることだろう。