【作成中】完全RPEベースのトレーニング・プログラム(販売するかも)
目下作成中の完全RPEベースのトレーニング・プログラムの機能についてまとめてみました。
作成当初は「RPEベースでのリアルタイムな調子=週や日ベースだけでなく毎セットベースの調子に合わせたトレーニング重量の自動提案機能」をメイン機能として作成を開始。
その機能はすぐに実装でき、今も自分+身の回りでお試しで使用しているのですが、作成途中に「こんな機能もあった方が便利だな」のアイデアが出てきては作る、作っている途中に「この機能を載せるならこっちの機能もいるな」ということがどんどん増えてきて、なかなか100%完成!とならない状況となっています。
※2/21より「リアルタイムな調子に合わせたトレーニング重量の自動提案」機能だけを切り取った無料ツール【RPE Training Support Tool】を公開しました。以下よりダウンロード可能です。
あくまでイロイロと制限があって重量&疲労(ボリューム)管理をきっちりしないとまともにトレーニングできない自分が現役復帰するため、または家族を含めた身の回りの人用のツールとして作成を開始したのですが、ここまで頑張って作ったのなら完成したらトレーニング・メニューを入力したうえで販売するのもありかなと思っています。
機能概要
作成当初は「完全RPEベースのトレーニング実施支援ツール」でしたが、気がついたら
「完全RPEベースのトレーニング・プログラム作成&トレーニング実施支援&トレーニング結果分析管理ツール」
というモノになってきています。(現在80%まで完成)
自分(+周りの人も)ベンチプレスしかしませんが、当然ながらツールとしてはパワーリフティングやボディメイクにも活用可能です。
主な機能としては
「リアルタイムな調子に合わせたトレーニング重量の自動提案」
の他に
「フォーム・個人に合わせたRPE換算(e1RM算出係数)設定および補正値の入力設定が可能」
「トレーニング・プログラムのカスタマイズ」
「グラフ表示等で視覚的にトレーニング・プログラム内容&トレーニング結果の分析確認できる」
という機能を追加しています。
特に「グラフ表示等で視覚的にトレーニング・プログラム内容&トレーニング結果の分析確認ができる」という機能を充実させていて(その分、作成に時間が掛かっていて)、設定入力したトレーニング内容&実施入力したトレーニング結果を、フォームや種目ごとの重量・強度・レップ数・RPE・セット数・ボリューム・e1RM・セットごとのフィーリング(フォーム・スピード)、その他にもその日のコンディション・モチベーション・体重といった様々な項目をプルダウンで選び、さらにそれぞれの項目の週別・日別の最大値・最小値・平均値等を選んでグラフ表示することが可能となっています。
「グラフ表示等で視覚的にトレーニング・プログラム内容やトレーニング結果の分析確認できる」機能により、週別・日別の強度やボリューム等々を視覚的に確認しながらトレーニングプログラムが作成することができ(マニアックな層が好きそう)、トレーニング結果管理についてもよくある単純な日別週別の重量の挙がり具合だけをみた感覚ベースのトレーニング管理ではなく、蓄積された様々なデータによって自身の現在の調子に至った要因やトレーニング内容による傾向等を多角的かつ視覚的に見て分析することが可能となります。
文章で書くとかなり大それた内容となりますが、個々人に合わせた適切なトレーニング・プログラム作成&トレーニング実施のための便利ツールと思っていただけば良いと思います。
ベンチプレッサーには「トレーニング・プログラムなんて作らずにその日の感覚ベースでトレーニングをする方が性に合っている」という人は多いと思いますが(偏見かも?)、トレーニング・プログラムを作成せずにトレーニング結果だけを入力し、トレーニング実施支援&トレーニング結果分析管理ツールとして使用することも可能です。
概要が長くなりましたが、以下に現在作成中の機能詳細および入力内容について簡潔にまとめています。
※添付画像はサンプルイメージです
1.基本情報入力
最初にするのが基本情報の入力。
最大6種類のトレーニングを設定でき、RPE Calculatorから現在のe1RMを算出入力してトレーニングプログラム作成のための基準重量を設定します。
より個々人に合わせたe1RM算出およびトレーニング重量設定のために、算出係数を「通常」「ベンチプレス用」「フリー入力」から設定可能で、さらに簡単に算出e1RMを自身の実際の1RMに近づけるために「e1RM補正値」も入力可能となっています。
2.トレーニング・プログラム設定入力
最大6種類のトレーニングを、メインセット・サブセットを組み合わせながら、最大7日/週 × 12週間のトレーニング内容の設定が可能です。
各日のトレーニングごとの「セット数」「レップ数」「基準RPE」を入力することで、重量(強度)やボリュームが算出され、トレーニング実施入力画面にその内容が表示されます。
なお、1.で入力したe1RM(Base e1RM)を基準重量としてトレーニング・プログラムの重量(強度)が設定されますが、各トレーニングの週ごとの基準重量を別途設定することもできます。
例えば2週目は1週目の各トレーニング日の最高e1RMの平均値を基準重量とする、4週目は3週目の最高e1RMを基準重量とする、最終週は全期間での最高e1RMを基準重量とするといった細かい設定が可能です。
3.トレーニング・プログラム表示(一覧表・グラフ)
2.で入力したトレーニング・プログラムを、一覧表およびグラフ化して表示することが可能です。グラフ化については機能概要に内容を記載しましたが、一部のマニア?にとってはこの部分および後に記載する5.トレーニング結果表示が当ツールの目玉機能になると思っています。
元々は「どの情報をグラフ化すれば便利だろう?」と考えていたんですが、使用者が全項目詳細を選んでグラフ化できる方が確実に便利だろうということで、プルダウン選択できるようにしました。(2軸グラフで各軸で最大6項目を選んで表示可能)
4.実施トレーニング入力
当初のメイン機能として考えて作成していた部分で、2.で設定した内容からその日のトレーニング詳細(トレーニング実施前の詳細)が表示され、毎セットのトレーニング結果=「重量・レップ数・RPE」を入力することでそのセットでのe1RMおよび次セットのトレーニング重量が「おすすめの重量」として更新表示されるようになっています。
トレーニング結果入力の際に、その日の最大重量・最大e1RMとなるセットや、基準RPE以上となるセットが自動で強調され、また各トレーニングでのその日の最大e1RMとなったセットをベストセットとして一覧表示するようになっています。
また、「重量・レップ数・RPE」以外にも「フィーリング(感覚)」という項目として感覚ベースでの「フォーム」=そのセットでのフォームの良し悪し、「スピード」=そのセットでの挙がりの良さや重さへの感覚を入力することができます。(スピードに関しては、RPEとは別の観点で入力するのがおすすめ)
トレーニング結果以外にも、「トレーニング実施日・コンディション・モチベーション(+メモ)」等々も入力可能です。
各トレーニングの最大セット数は10セットで、その10セットとは別にトップシングル用のトレーニング内容表示および結果入力欄(3セット分)があります。こちらに関しては、2.で設定したトレーニング・プログラムとは別枠のやってもやらなくても良い内容となりますが、実施することでe1RMが表示されその結果から1セット目のトレーニング重量が更新表示されます。
今のところトップシングルのトレーニング結果は集計対象外となっていますが、通常セットとは別枠で集計して5.のトレーニング結果表示させるのもおもしろいかなと思っています。
5.トレーニング結果表示(一覧表・グラフ)
この部分を現在作成中。
4.で入力した全情報が日別・週別で最大値・最小値・平均値等を算出したうえで集約され、一覧表示およびプルダウン選択で様々な項目詳細を選んでグラフ表示することが可能で、多角的かつ視覚的に傾向等々を分析することが可能です。
予定では「全日・週別結果一覧表」「ベストセット一覧表」「e1RM進捗表」「プルダウン式グラフ」以上のページを作成する予定です。
長くなりましたが、以上が目下作成中の「完全RPEベースのトレーニング・プログラム作成&トレーニング実施支援&トレーニング結果分析管理ツール」についてとなります。
興味がいる方がどれだけいるか分かりませんが、Twitterで作成の進捗報告やもしも販売することになった場合はお知らせします。
販売する場合は、事前に身近な人やネット繋がりの有識者(というより、こういったツールが好きそうな人)に試しに使ってもらう予定です。