更年期と変革と「成熟期」
おはようございます。比嘉です。
今回は更年期と変革というテーマで書いていく。
変革とは・・・変えて新しいものにすること。また、変わって新しいものになること。改革。「認識の―を迫る」「制度を―する」(goo辞書)
これからは、この言葉のとおりに、「心身まるごと変わる時期。」
という、認識に改めていただきたい。
更年期を「年が更(ふ)ける時期」だと思っている人はいないだろうか?
更年期とは、本来、「年が更(あら)たまる時期」という意味である。
ギリシャ語で「はしごの横木」を意味するklimacterという言葉に由来して、「女性の転換期」を英語でclimactericと呼ぶようになった。
この言葉は「階段」という意味をもっており、更年期の語源はここに由来している。(宮沢あゆむ先生のコラムより一部抜粋)
なんだか、ポジティブでしょ。
こう考えてみよう。
僕たちが大人になるまでに経験してきた心身の変化と同じポジティブな「変革」だと。
幼少期のころ「大人になったらどうなるんだろう。」という荒唐無稽な不安。
中学二年の夏の暑い日に今日の夜ごぱんはハンバーグと目玉焼きだと思っていたら「素麺とふきの煮物」で「大人なんて大キライだ」と、無性に腹が立ち部屋に閉じこもっていたあのころ。
高校入学と同時に隣の席の人に「ドキュン」ときてしまってなんにも手につかなった、あの日生まれた恋心。etc...。
このように僕たちは今まであらゆる変化、経験を積んで生きてきたわけで、その時、その時に対応してきた。
驚くほど心身共にストレスが高くそれに伴いカラダも大人になっていった。
このように考えれば、ズっーと安定なんかしていなくて「不安定だった頃の方が長い」のではないだろうか?
あの時も、この時も、いつも瞬時は決しておだやかではなく「ストレスフル」だったように想う。
幼少期の荒唐無稽な不安、子供の好きな食べものvs大人の好きな食べもの、あの日生まれた恋心。
ある程度心身がおだやかになってきたのはそれこそ25歳を過ぎて仕事とか生活というものがなんとなくわかりだし「ちょっと一杯。」とか言い出した頃からだろう。
その25〜35歳くらいまでの心身の安定期を「異常」だったんだと認識を改めていく。
安定していたあの頃を「異常」だったとわかっていく。
変化していくのは良いことだ。
「痛さ」や「不安」も生きているあかし。
「辛さ」や「無気力」を感じられているのも生きているあかし。
と、こう考えていこう。
めちゃ、ポジティブ。
あなたは大人になる前の心身の不安定にもめげずに立ち向かってきた。
そうやって「大人」を経て、いまは更年期という「成熟期」にさしかかっている。
果物は、成熟期がいちばん美味しい。
♦︎プロフィール
比嘉洋貴(ひがひろき)
(株)サピエンスタイル代表 更年期専門トレーナー/更年期でお悩みの方を中心に10000セッション以上達成/
2016年〜東京駒込にある駒込えぜる診療所芳賀院長とタッグを組みクリニックの一室で指導を開始。
更年期障害と診断され薬を服用しても改善しない、食欲不振、不眠の方に向き合った時に体に電気が走る。
「よし!"なるべく薬を使わない治療法"を世に確立し、予防医療領域に特化するぞ!」
と決意する。
その後、試行錯誤を繰り返し、日々更年期でお悩みの方と向き合う中で運動療法、栄養療法、休養療法など薬を使わない独自メソッドを確立。
薬を使わない、なるべく薬を使用しないで食欲不振、不眠、気圧変化の対応などがでようになるまで回復された方、多数。
更年期や自律神経系のお悩みを持つ40代〜60代の男女から絶大なる支持を得ている。
【世界40カ国で発売されているメジャーフィットネス雑誌】マッスルアンドフィットネス掲載されました。
【店舗】
■駒込店
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