時々、焦りを感じることがあった。 歳を重ねるごとに、 他人にはあって自分にはないものが増えていく。 だがしかし、 ひねくれやの私は「それの何がいけないの?」 と問う。 何もない自分。 歳を重ねても形にならないものしかない自分。 私はそれが嫌だった。 どれだけ頑張っても目に見えて、得られるものはないに等しい。 けれど、本当に何も得られていないのだろうか? 流れるままに私が生きてきたこと。 流れるままに感じたこと。 それら全ては本当に意味のないことなんだろうか? 目に見
猫にもふもふ癒やされる
昔から私は何か人生に蹴躓くと、 死にたいなぁと思っていた。 本当に死にたくて、 自殺を測ったこともあった。 こういうことを考えたり、行動を起こす人を見る度に人は無責任にこう言う。 「生命は自分で終わらせてはいけない」 「あなたが生きている現在は他の人が生きたかった未来だ」などなど。 理屈も道徳も分かっちゃいるが、 そんなもので片付けることが出来るのなら最初からのんびり生きているはずである。 誰かに傷つけられたり、自分には納得が行かず現実逃避をしたり、生きる理由など今
男なんか大嫌いだ。 暴力的で、 忘れっぽくて、 約束なんかそっちのけ。 平気で嘘はつくし、 頼れば面倒くさがる。 私がどれだけ愛そうと、 私がどれだけ伝えようとしても伝わらない。 私達は永遠に交わる事のない生命体。 それでも 優しく撫でるその指が、 見上げると目尻の下がった優しい瞳が、 後ろから抱きしめて離さないその腕が、 言葉にならない想いを伝えてくれる。 大好きだよ たったその一言が言えなくて、 愛してるよ って、伝えたいのに言葉にならなくて、 微
私はアートが好きだ。 アートのない人生など、考えられない。 だけど、人生とは残酷な物で、 好きな世界だけでは生きられない。 これから私は私の言葉で色んなことを綴って行こうと想う。 創造と、私だけの邪魔されない世界。 人の心に掠って消えゆく感覚。 そのくらいでも良い。 私を表現していこうと想う。