繊維産業のサスティナビリティ報告書を読んで。vol.8
経済産業省のレポート「新しい時代への設計図」2021年7月をよんで日本の繊維産業の現状を勉強していこうと思います。
レポートの文章を抜粋したものに、コメントや補足しながら自分でも理解を深める。スタイルで読み進めていきたいと思います。よろしくお願いします。
vol.7の続きからです。
3.ジェンダー平等 (1)背景 SDGs5において、「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」とされている。女性を始めとする多様な人材の活躍は、イノベーションの創出につながるものがある。経営陣に女性が多い企業は、少ない企業に比べて、価値創造が27%上回る可能性があるとの調査結果もある。国内において、男性に対して女性の賃金な26%程度低く、また管理職の割合は、男性が、約9割に対して女性は約1割となっている。一日当たりの家事・育児等の従事時間は、男性が41分に対して女性は3時間44分とのデータがあり、女性へ家事・育児の負担が偏っている。
家事・育児等の男性の積極的な取組が必要。1日2時間は取り組むと、平等になりそう。自分にも取り入れていきたい。
(2)現状 全就業者における女性割合が44.5%である一方で、繊維産業の生産工場に従事している女性割合は、58.5%、アパレル・小売に従事している女性割合は72.6%となり、女性就業者割合は全業種より高い。他方で、女性役員割合は、東証1部上場企業全体は、6.0%に対して、繊維関連企業は4.3%であり、全体平均よりも低くなっている。女性が働きやすい環境整備や女性のキャリア支援といった課題があり、官民で連携して取り組んでいくことが重要である。
繊維産業の女性役員割合が低いのが、不自然だと感じる。現場は女性割合が高いので、役員割合も同じ様に高くなるのが自然だ。
今日はここまでです。
ありがとうございました。