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「ママオアシス」はなくなってもいい

広報PRディレクターの檜垣葵です。
大阪を拠点に、広報担当者のいない小さな会社の広報戦略を担う仕事をしています。


NPO法人ママオアシスについて

その仕事とは別で、NPO法人ママオアシスの代表理事でもあります。

NPO法人ママオアシスは、「ママと社会をつなぐ」をコンセプトに、ママ向けに大阪ママコミュニティを運営し、企業・行政向けにママのマンパワーを活かしたサービス提供を行なっています。

コミュニティメンバーは「ママライター」と呼ばれますが、ママライターに登録すると、口コミサイト「ママオアシス」での情報発信、スキルアップの勉強会や講座への参加、ライター限定イベントへの参加、仕事体験などができます。

ZOOM勉強会の様子

また、企業・行政向けには、レビュー掲載、商品開発座談会、SNS・広報支援といったサービスを展開しており、多岐に渡るご依頼をいただいております。

ママオアシス、和歌山進出

そんなママオアシスですが、半年ほど前から和歌山ママコミュニティの立ち上げに協力させていただいておりまして。
和歌山のママさんへの講座(全5回)もさせていただきました。

当初は、この講座を完了したら、ママオアシスとは別に和歌山ママコミュニティを独自で立ち上げようという話になっていました。

しかし、このまま別コミュニティを立ち上げても空中分解しかねないことに途中で気づいたのです。

というのも、自分のやってること(本業)があるママたちばかりが集まってコミュニティを作る(副業)のですから、もちろん本業が優先になるわけです。つまり、誰もコミュニティに軸足をおく人がいなかったのです。

彼女らのモチベーションが低いというわけでは決してありません。今からやろうとしていることを描ききれていないからです。

みなさん学び意欲の高いママさんです

ママオアシス、大阪から関西へ進出することに

そこで、ママオアシスを「大阪ママコミュニティ」から「関西ママコミュニティ」に拡大し、和歌山のママたちもママライターとして積極的に受け入れていくことにしました。

関西ということは、和歌山だけではないわけで。すでにいくつか候補先があります。「いつかママオアシスをフランチャイズ化したいな」と漠然と思っていたことが、急に現実味を帯びてきたかんじです。

今、ママオアシスは転換期にきています。今後かなり大きく形を変えていくことになるでしょう。賛否両論もあるかと思いますが、すべての意見を受け止めて駒を進めるのは、私の使命です。

「ママオアシス」はなくなってもいい

私は、ママオアシスの代表でい続けたいとかまったく思っていません。なんなら早く次の代表を探して世代交代をしていきたいくらいです。「あの人、もうママって言うにはちょっと、ねぇ?」みたいなことを囁かれる前にお暇したいわけですよ笑。

ママオアシスという名前を残したいとかも思っていません。もし何か別の名前に変えざるをえないとなったら、そりゃ寂しいとは思いますが、それが正解であれば甘んじて受け入れるつもりです。

そんな形式的なことはどうでもいいんです。私がつなげていきたい、つなげていかなければならないのは「ママと社会をつなぐ」ことです。

女性は、結婚・出産・育児の各フェーズにおいて、それまで居たコミュニティから離れざるを得ないことが多々あります。あるデータによれば、74%もの女性が社会的孤立を感じたことがあると答えています。社会的孤立は、うつ病や自殺、虐待につながります。

「ママの社会的孤立を防ぐ」ためにママオアシスが形を変えるのであれば、私はその選択は正解だと思っています。

つづく

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