東浦卓也(N.E.YERS北原亜稀人)

行政書士、交通事故処理コンサルタント、N.E.YERS代表兼作家(北原亜稀人)、タクシー株式会社副所長、クルーズオート販売責任者、クルーズインシュアランス合同会社業務執行社員、しゅうパパ http://jikogakari-gyouseisyoshi.tokyo/

東浦卓也(N.E.YERS北原亜稀人)

行政書士、交通事故処理コンサルタント、N.E.YERS代表兼作家(北原亜稀人)、タクシー株式会社副所長、クルーズオート販売責任者、クルーズインシュアランス合同会社業務執行社員、しゅうパパ http://jikogakari-gyouseisyoshi.tokyo/

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最近の記事

      • タクシーのお給料、その難しさを考える

        タクシーの賃金って、実は結構複雑です。歩合の要素があるため個々人の営業収入によって変動があるのはご存知の通りですが、その一方で拘束時間に応じたお給料は当然ながら、正規の時間労働している以上は全員にしっかり発生します。これは正社員という形で雇用契約を結んでいる以上当然のことです。ポイントは、「正規の時間労働している」という部分。その時間の中での収益性は関係なくこのお給料は発生する。バイトの時給のような概念ですね。バックやウォークインの中で遊んでいても、レジを打っていても同じ1時

        • スモールビジネスを考える

          ミニサイズの事業を少しずつ育てていく、上手く事業として成立させていくというのはやはり相当難しい。ベンチャー企業的にどこかでアクセルを踏み込む、それもまた一つの正解だと思うのですが、今回はあえてのミニサイズでやっていくことのメリットなんかを少し考えて見ようと思います。 私のはメインの会社勤めの傍で個人事業的に行政書士をしていますが、これについてはあまり大きく宣伝はしていません。どちらかといえば地味にひっそり、「行政書士やってるんだって?」と知人なんかに言われれば「やってるよー

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        • 自動車任意保険、基本のき
          2本

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          KDP編集について考える

          昨日に引き続き出版ネタです。ものすごくざっくり申し上げると昨日の記事で「取次も書店も要らねえだろ」というような内容を書きました。それで、流通も通さないでISBNも付番しない、書店なんかにも基本は並べないという仕組みでなんかやってやろうか、というところ。つまりはKDPなんですよね。電子書籍以外にも紙書籍をオンデマンドで作れるという小規模出版社からしたらえげつないサービスなんですが、私の感じ方からすると凄まじいサービスの割にそこまで流行していないよなあ、と少し疑問だったりします。

          出版という事業に思う。書店という商売のあり方について考える。

          最近、顧問契約をしていただいている小規模出版社からあれこれと相談を受けている。それ自体に特に思うことはないが、出版社の悲哀というか、どうにも割の合わない商売なのだな、としみじみ感じるのである。大規模な出版社であるならばそんなこともないだろうが、取次と再販維持制度に翻弄され、書店では返本可能であるばかりに乱暴に商品が扱われる。どうしてこんな商売のシステムが罷り通るのだろう、と部外者(完全に部外者というわけでもないのだが)目線では全く、理解に苦しむのだ。 流通コストが商品価格に

          出版という事業に思う。書店という商売のあり方について考える。

          【CA】販売店でのオートローンか銀行ローンか

          車を購入するときに分割払いを検討される方は多いと思いますが、さて、そのローンをどこでどう組もうか、という点についての御検討はいかがでしょうか。多くの方は手間のかからない販売店でのローン申し込みを選択されるのではないでしょうか。私自身も車を販売する立場としてはやはり販売店でご案内のできるオートローンをすすめがちです。今回記事では、販売店で申し込みをするオリコやジャックスなどのオートローンと銀行に見積もり等を提出した上で申し込みを入れる銀行ローン、どちらが良いのかを考えてみようと

          【CA】販売店でのオートローンか銀行ローンか

          会社の目標を決めるということ

          僕が携わるビジネスにいわゆるMVVが必要なのかどうか。実際の業務として行うべきことがこれをもって変化するわけではない。方向性を誰かと共有して進めていく種類の仕事でもないから格好をつけても仕方がないのではないか。それでも検討して、こうしてノートに書いているのは敢えて決めない理由もなかったということだと思う。 目標めいたものはもちろん以前からあって、このビジネスではこのぐらいの粗利益を取れるようになろう、であるとか、どのぐらいの規模の顧客を持つようにしよう、そういったことは考えて

          会社の目標を決めるということ

          「インターネット」はたしかに楽しかった。2

          学生から社会人になり会社勤めをするようになったころのインターネット界隈のことを僕はあまり覚えていない。ウェブサイトは細々と作っていたと思うが、さて、当時の僕はどんなコンテンツを社会の片隅に垂れ流していたのだろう。FLASHを使ったサイト作成が人気で僕もそれに取り組んでいた記憶がある。 * 会社勤めに馴染むことに失敗して派手に転んだ僕は会社を退職しフリーターになった。フリーターをしながら小説家の真似事をし、知人と個人事業の真似事も始めた。もちろん、当時は真似事と思っていなか

          「インターネット」はたしかに楽しかった。2

          「インターネット」はたしかに楽しかった。1

          インターネットをテレホで繋いでいた世代は個人的な感覚では第二世代(パソコン通信は通っていない世代)なのだけれど、今のスマホやら5Gやらの感覚からすれば等しくネット老害のような位置付けなのだろうか。(筆者は第二世代です)ふとしたきっかけであれこれ、と思い出したこともあったので今回はそんなお話です。 僕が初めて触れたPCはWindows98で、当時にしては一応、最新のOSであった。HDDは内蔵1GB、外付けが別に1GBついていた。父親にセットアップしてもらったから細かいことはあ

          「インターネット」はたしかに楽しかった。1

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          N E Y E R S風景コレクション1

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          Crews Auto 近日オープン

          毎日タクシー株式会社が運営する車両販売・オートオークション代行事業、クルーズオートは2024.8.20グランドオープン!

          タクシーの勤務体系

          タクシー会社で仕事をしようと思った時、その勤務体系について選択肢が示され、困惑した経験をお持ちの方も中にはおられるかもしれません。多くの方はタクシーと言えば隔日勤務(一昼夜勤務)とお考えかもしれませんがこの隔日勤務にも早番や遅番と呼ばれる勤務体系の別があります。ご自身のライフスタイルによって選択可能としている会社がある一方で、タクシー会社側意向で全員同一シフトとしている会社もあります。今回は各勤務シフトとそのメリット、デメリットを紹介いたします。(東京23区・武蔵野市・三鷹市

          任意保険基本のき-対物賠償保険

          自動車事故によって相手の自動車や電柱、塀などの財物に損害を与え、法律上の賠償責任を負担することによって発生する損害を補償するのが対物賠償保険です。一般的には対人賠償、対物賠償が自動車任意保険の最もベーシックな部分であり、対事故相手との関係の中での人身、物件両方をカバーします。自賠責保険は人身にのみ適用される保険ですから「任意」とはいえ、任意に未加入の場合、破損させてしまった相手の物品への賠償を保険で賄うことができないのでそのリスクは決して小さくありません。ただ一方で、対物賠償

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          舞台は整った! ついに損保代理店事業が動き始める話

          合同会社ですから大した工程数ではありませんが立ち上げのための登記から何から全部自分でやった合同会社「クルーズインシュアランス合同会社」が損保ジャパン代理店として間も無く稼働を開始いたします。(システム導入だけこれからなので正式には来週24日以降の営業開始、ひとまずはプレオープンです) いや、ようやくだなと。 吹けば飛ぶどころか肉眼での目視が難しいようなサイズの立ち上げではありますが、行政書士資格を取って、弊社の代表に新規事業構想を提案したのが昨年の暮れ。その後、古物申請を行

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          【ne】遠く-現代詩

          凍りついているような静けさに取り囲まれて 時折の衝撃を我が身に感じ 深く暗い奥底の蠢きも 今ではもう、微動だにせず 私は私を構成する何らかを把握するために必要な全てを失いはじめている 喧騒は遠く 始まりは遙か遠く 離れていく 少しずつ 昨日と今日の区別もなく しかし、確かな事実として 私はここにいる だが、ここにのみいるわけではないらしい 私は遠ざかる ここからとは、何処からなのだろう 何処へ向かうのだろう 凍てつく静寂は隙間なく敷き詰められている 私は、私である必要